<ギルティ>中間利彦プロデューサー、新川優愛起用理由は「『陽の力』を感じるキャラクター」今後のエンタメについても語る【インタビュー】
画面ではなく“生”で見ないと伝わらない感動
――2020年の上半期は、新しいエンターテインメントの楽しみ方もたくさん生まれましたが、下半期に挑戦したいことはありますか?
個人の意見ですが、YouTubeなどで動画を配信することは、これまで大都市でしか見られなかったものや、どこかに行かないと見られなかったものが自宅で見られるようになり、すごくいいなと思いました。
ただ、その反面、音楽のライブイベントや、舞台、スポーツなど“生”で見ないと伝わらない感動もあると気付いて。
僕たちも、リモートで会議などしますが、対面しないと分からない、伝わらないことがあると日々実感しています。いいこともたくさんありますが、下半期は早くこの状況が終わることに期待したいですね。
テレビだけでいうと、今この状況を受け入れていかなければならないので、願ってばかりではいられませんが…。みんなで工夫してやっていくしかないです。「これしかできないから、クオリティーが下がってしまう」には、絶対にしたくないですし、やはり知恵を出し合って番組を作っていきます。
視聴者のみなさんに、「この状況下でもこんなことができるのか!」と思っていただけるような攻め方をしたいです。でも、その中で一番大事なことは、“安全であること”ですね。
――最後に、見どころをお願いいたします。
これまでの放送で、登場人物の全員が抱えていた問題などが分かったと思います。でも、裏切りは続きます。裏切りを裏切らない感じですね(笑)。まだまだ裏切りは続きますので、お楽しみに!