各時代から選りすぐりの3ライブを一挙に! 「秦 基博 LIVE SPECIAL」がいよいよ7月30日(木)放送
ライブは「お互いがどうキャッチボールをして作っていくか」が重要
今回オンエアされる中で、その「振り幅」が最もはっきりと表れているのは「秦 基博 10th Anniversary LIVE AT 横浜スタジアム」だろう。
デビュー10周年を記念して行われたこのライブは、バンドやストリングスを従えて盛り上がる第1部と、広大な舞台に一人で立って弾き語る第2部とで構成されている。野球場ならではの演出、プロジェクションマッピングなどの映像・照明の効果も秀逸だ。
また、2013年に行われた「秦 基博スペシャルライブ in パシフィコ横浜 ~Visionary live -historia-~」は、映像作家の島田大介とともに作り上げた特別な公演。ストーリー仕立ての映像演出、役者やダンサーも登場するステージは、秦のライブ歴においてもとりわけ印象深いものとなった。
さらに、「秦 基博 GREEN MIND 2010 ~at 河口湖ステラシアター~」は、アコースティックライブのシリーズ「GREEN MIND」の3年目に敢行した野外公演。
富士山を背後にしたロケーションは最高で、そこでバンド、そして弾き語りと展開されるライブはじつに開放的。オーディエンスの笑顔もたくさん見えるし、何より秦本人も楽しそうだ。
ソロコンサートのみならず、フェスやイベントなどこれまでさまざまなステージに立ってきた秦。自身のライブについて「ライブはやっぱりお客さんあってのもので、そこでお互いがどうキャッチボールをして作っていくかだと思うんですよ。
セットリストにしても、もちろん自分が表現したいことは大切にしながらも、お客さんが聴きたい曲もあると思うんですよね。ツアーだと、何年に1回しか行けないような場所もありますからね。そのバランスは考えたりはしますね」と、常に観客の存在を意識していることを強調した。
そんな秦は現在、弾き語りアルバム『evergreen2』の制作と新曲作りに没頭中。2020年10月からは最新アルバム『コペルニクス』に伴うツアーが、延期を経てようやく始まる予定だ。
ツアーまでまだしばらく時間はあるが、今回の「秦 基博 LIVE SPECIAL」をきっかけに、ライブアーティストとしての彼のパフォーマンスを改めて目に焼き付けよう。
7月30日(木)夜7:00ー9:30
WOWOWライブにて放送
■「秦 基博スペシャルライブ in パシフィコ横浜 ~Visionary live -historia-~」
7月30日(木)夜9:30ー0:00
WOWOWライブにて放送
■「秦 基博 GREEN MIND 2010 ~at 河口湖ステラシアター~」
7月30日(木)深夜0:00ー1:30
WOWOWライブにて放送
■「秦基博 LIVE SPECIAL」番組公式サイト
https://www.wowow.co.jp/hata/