「劇場の灯を消すな!サンシャイン劇場編」に古田新太が意気込み! 「若い人に『邪道もいいんだぜ』ってのを伝えたいです」
池田成志 コメント
劇団☆新感線は親戚みたいなものです。親戚ですから、愛憎半ばな関係ですよ(笑)。サンシャイン劇場は「ネタものならココ」という劇場で、「犬顔家の一族の陰謀」とか思い出深いですね。
今、新型コロナ禍の状況に直面して、演劇を見て気晴らしをしたい人もいますよね。ましてや僕たちは気晴らしでやっていることを職業にしちゃっていて、どう活動すればいいか迷っているところです。
無理矢理明るくしようとせず、暗くなってもいいんじゃないのかな。僕自身、悶々として、悩んで、でも「しっかりしなきゃな」と日々葛藤しています。でもそれを越えて、早く劇場で笑ったり泣いたりしてパッとしたいですね。
中谷さとみ コメント
今日は大好きな先輩たちに会えて本当にうれしかったです。しかも私の初舞台はここサンシャイン劇場なんです! 1997年の「髑髏城の七人」でした。
私は、新感線はダイバーシティの最先端だと思っています。こんなにバラバラの、個性が溢れ過ぎている人たちの集団はないですよね(笑)。
それがひとつの組織として社会に存在しているのは奇跡! この最高な仲間たちと共に早く皆さんの前で“生”の演劇をお見せしたいと願っています。
橋本じゅん コメント
今日は「轟天」として参加致しました(笑)。僕は新感線に入って10年目に休団し、復帰作がここサンシャイン劇場での「轟天」(1997年「直撃!ドラゴンロック〜轟天」)でした。
その昼夜公演の間にアンケートを読んでいたら「父が亡くなって今日初めて笑いました」という感想があって。「ああ、このメチャクチャな役を笑ってくれたんだ、よし、僕はこれで行こう」、と決心したのがこの劇場なんです。
新感線は大学時代の流れや日常がそのまんまで、不思議な塊が「ラピュタ」のようにずっと浮遊している感じですね(笑)。一日も早く劇場にお客さんがいる光景を見たい! そう強く願っています。
8月1日(土)夜8:00ー9:45
WOWOWライブにて放送
※WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信
https://www.wowow.co.jp/gekijyo/