石田ニコル、人見知りならではの“あだ名”を告白「一人の世界を作るんです(笑)」
物語の中で、恋愛を含め、女心が赤裸々に描かれているということで、「皆さん、ナンパとかされますか?」と司会者から直球な質問が。
すると、文音は“面白かったナンパ文句”として「天使が舞い降りてきたのかと思った」と言われた経験があると告白。
石田は「私はナンパ以前の問題で、すごい人見知りなんです。あだ名が“一蘭”って言って、ラーメン屋さんの一蘭と一緒で、知らない人が来ると、このように一人の世界を作るんです(笑)」と、飛沫防止ボードに挟まれた今の状態に例えて会場を和ませた。
“初デート”で連れて行ってほしい場所を聞かれると、文音は「初デートでガツガツ来られても。なので、お食事とかですね」と、真魚は「最初から食事だと、何を話していいのか分からないので映画館がいいです」と言い、石田は「おじいちゃん、おばあちゃんとかがやってる老舗の焼き鳥屋さんに行ってみたいです。オシャレな所だと緊張で喋れないから」と、それぞれが思い描くプランを語った。
その流れで、食事でのNG行動の話になり、石田は「パスタをすする人が嫌いです。でも、焼き鳥は串から外さずに食べてほしい」とこだわりを語った。
さらに、映画タイトルにちなんで、自分の中にある“バカオンナ”な部分についてトークが交わされた。
文音は「一つのことを、他人の評価を気にせずに突っ走ってる女の子はみんな“バカオンナ”です。私もその一人です」と自身が思う“バカオンナ”の定義を明かした。
最後は、文音が「いろんなことを考えて、この時代にこういうものを出していいのか、考えました。でも、笑うことは大事ですし、笑うことで免疫力もつくと思うんです。なので、この時期だから良かったのかもしれないです。
バカ正直にひたむきに走って、女子が発するすごいエネルギーがぶつかり合うことで生まれる笑いだったりとか、女の友情っていうのがあるんだよっていうのが描かれています。
いろんなストーリーがありますけど、女の子が走って走って、自分の手で幸せをつかむものなんだってあらためて考えさせられた映画でもあります。見た方が、笑ってスッキリした気持ちで、プラス“自分の幸せってどんなことなんだろうな?”って考えてもらえたらうれしいなと思います」というメッセージで締めくくった。
映画「いけいけ!バカオンナ〜我が道を行け〜」は、東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開中。
取材・文・撮影=田中隆信
全国公開中
出演:文音 石田ニコル 真魚
小野塚勇人 花沢将人 藤田富 菅谷哲也/小西遼生/田中要次
監督/永田琴
脚本/北川亜矢子
原作/鈴木由美子「いけいけ!バカオンナ」(講談社「Kiss」所載)
主題歌/ AISHA「My Home」(W Music Labels)
製作/ネスト
制作協力/E・F・P
制作プロダクション/エクセレントフィルムズ
配給/アークエンタテインメント
(C)鈴木由美子・講談社/ネスト
公式サイト: gogo-bakawoman.jp