ビリー・アイリッシュが7月31日午前8時に、今年2月の「No Time To Die」以来となる新曲「my future」を配信、MVも同時公開となった。この楽曲は、コロナ禍のロックダウンによる外出自粛期間中に、彼女の兄でプロデューサーでもあるフィニアスと米国ロサンゼルスで作曲・レコーディングされたもの。
この楽曲について、ビリー・アイリッシュは「この曲は自粛が始まった頃に書いた。私にとって、とてもパーソナルで特別な曲。書き始めた時、私の頭の中は希望と興奮で溢れてたんだけど、クレイジーなぐらい、自分を見直すことと、成長についても考えてたんだ。でも今は、この世界で起こっている状況もあって、たくさんの新しい意味を持つと思う。みんながそれぞれの解釈を、この曲で見つけてくれるといいかな」とコメント。
このMVの中で、ビリー・アイリッシュはアニメキャラクターとして登場。雨の中、月を見上げるビリーが印象的な始まりとなっているが、雨が止んだ後のシーンの切り替わりは、私たちの未来を勇気づけてくれる内容となっている。同MVは、オーストラリア出身のアーティスト、アンドリュー・オノラートが監督を担当している。
ビリー・アイリッシュは、2020年の「第62回グラミー賞」で、最年少にして女性初、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞の主要4部門を含む5部門で受賞し、世界で一大現象を起こしている18歳。今年3月から始まった「Where Do We Go? ワールドツアー」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて現在延期中だ。
ロサンゼルスの自宅で自粛中のビリーは、自分の将来をゆっくり考えながら「my future (私の未来)」を完成させた。Z世代の先駆者として新時代を生きる彼女の、力強い意志が込められている。
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