泉澤祐希、山本舞香演じた“スケバン”涼子は「とても魅力的。僕も好きになっていると思う(笑)」<今日俺連載その17>
卑怯者だがケンカは強い金髪の三橋貴志(賀来賢人)と、正義感の強いツンツン頭の伊藤真司(伊藤健太郎)の“ツッパリコンビ”が、最強の敵と戦っていく「今日から俺は!!劇場版」が大ヒット公開中。
受験に失敗し、不良が多い高校の開久(あけひさ)にしぶしぶ通うマジメな高校生・森川悟(泉澤祐希)が、開久に間借りすることになった隣町の極悪高校・北根壊(ほくねい)の不良たちに目を付けられたことから物語はスタート。悟と、彼のいとこの森川涼子(山本舞香)らを巻き込んで、開久と北根壊の全面戦争になっていく。
今回は悟を演じた泉澤祐希が登場。ファンだったという福田雄一監督の現場の雰囲気や悟の役作りについて語ってもらいました。
――ドラマ版のファンだったとのことですが、出演できると聞いていかがでした?
ただうれしかったです。“今日俺”の世界観に入れるなんて思ってもいなかったので、夢が叶ったという感じです。あと福田監督のファンでもあったので、福田組の現場を経験できるのも単純にうれしかったです。ただ、どの作品でもそうですが、ゲスト枠というのは出来上がっている空間に入るので勇気がいりました。出来上がっている空気を壊さずに新しい流れを持っていけたらと思い臨みました
――実際に“今日俺”の現場の雰囲気はいかがでした?
あれだけ面白い作品を作る現場だけあってチームワークはバツグンでしたが、それ以上に役者一人一人が自分たちの持ち場をきちんと考えて作り上げている現場だと感じました。周りがこうしてくるからどう応えるか…。皆さん真剣に役に向き合い、そして相手の芝居をよく見て感じていました。
ちなみに面白いシーンは自分一人で考えていても絶対うまくできないんですよ。相手のお芝居や周りとのタイミングなど全てがうまく絡み合って作られていくので。そんな現場に立たせてもらい、かなり勉強になりました。