泉澤祐希、山本舞香演じた“スケバン”涼子は「とても魅力的。僕も好きになっていると思う(笑)」<今日俺連載その17>
“今日俺”の面白さの秘密をのぞいたような気持ちになりました
――福田監督のファンだったとのことですが、現場ではどのようなことを話し合ったのですか?
それが特にないんですよ。福田監督は誰に対してもあまり芝居の指導をされていなくて…。なので思う存分、好きにやらせていただきました。自分の腕試しではないですが、やりがいがありましたね。すごくありがたかったです。
――俳優がのびのび自分の演技ができる現場なんですね。
こだわるところはこだわって演技できました。監督からは細かい指示はなかったのですが、みんなが出してきた芝居を全部受け止めてくれるというか…やはり現場の中心には監督がいるんですよね。そこにいるだけで安心できる、そんな大きい存在でした。福田監督だからこそ、みんな自分の芝居を最大限に出し切ることができるんだと思います。そしてその全力さ加減が、面白さにつながっているんだと感じました。“今日俺”の面白さの秘密をのぞいたような気持ちになり楽しかったです。
――そんな映画の見どころを教えてください!
全部ですね。オープニングからエンディングまでずっと楽しい。もちろんアクションもありますし、友情を描いていて感動するシーンもありますが、そんないろいろを全てをひっくるめて面白いです。
そして何よりも元気になれると思います。こんな時期だからこそ、ご家族や友達と見て、面白かったねと帰り道で言い合える映画になっています。ぜひ多くの方に見ていただきたいです。そして悟のやられっぷりも注目してください! 目は死んでいませんので(笑)。
取材・文=玉置晴子