<Uru>小栗旬・星野源共演作「罪の声」の主題歌を担当『映画の人物たちの目線で何度も書き直しました』
Uruは、デビュー前から有名J-POP曲のカバーソングなどをYouTubeに投稿して話題を集め、2016年のデビューしてからも聞く人を包み込むような歌声が「あなたが、まだ知らない奇蹟の歌声」と称され、リリースを重ねるほどに注目を集めてきた実力派アーティスト。
2018年10月期に放送されたドラマ「中学聖日記」(TBS系)の主題歌「プロローグ」や、2020年1月期に放送された日曜劇場「テセウスの船」(TBS系)の主題歌「あなたがいることで」が大きな注目を集め、3月18日にリリースされたニューアルバム『オリオンブルー』は、発売開始とともにiTunesアルバム総合ランキング1位を獲得。
オリコン週間アルバムランキング(2020年3月30日付)では自身最高位となる5位を獲得し、満を持してテレビ初出演も飾った。
そんなUruが、本作を何度も鑑賞し書き下ろしたという楽曲が主題歌の「振り子」。映画の世界観を大いに盛り上げ、解禁された最新予告映像からも、Uruの楽曲に込めた強い思いが伝わるものとなっている。
Uruコメント
話を頂き映画を拝見した時に、この作品に沿う主題歌とはどんな楽曲なのかとても考えました。
深く体に染み込ませるために何度も見て少しずつ形にしていきましたが、希望を描こうとすると浅薄な思考や言葉ばかりが浮かび、再び見る。その繰り返しで、映画の人物たちの目線で何度も書き直しました。
生きていると本当にさまざまな事がありますが、もし今、悲しみや苦しみの中にいて希望を見いだせずにいたり、素直に涙を流す事ができずにいる方がいるのならば、この曲が「今悪い方へ振っているその振り子は、次は必ず光の方角へ振る」という希望になってくれることを願います。
那須田淳プロデューサーコメント
原作小説の衝撃的な着想にひかれ、2人の主人公に小栗旬さん星野源さんを思い読み進めて4年たち、Uruさんの主題歌を得たことで映画が完成しました。Uruさんとは、ドラマ「コウノドリ」でもご一緒しています。
「コウノドリ」のテーマは「命」。彼女の歌と歌声には、その源のようなところに響く何かが感じられました。
Uruさんとは何も打ち合わせすることなく、ただ映画を見ていただき、この楽曲を作ってもらいました。
映画「罪の声」にはさまざまな人たちの人生が宿っています。生きてきた証や夢や希望、どんな人生にも必ずある「生きているということ」の源にある何かを感じ取ってもらいたくてこの映画を作りました。
その深淵に潜む何かを、Uruさんは「振り子」で、響きしみいる歌声と詞で浮かび上がらせてくれたような気がします。どんな人生も美しいことを教えてもらった気がします。
映画の主題歌とはこういうことかと初めて聞いた時から今も繰り返して感動しています。
10月30日(金)、全国東宝系にてロードショー
<スタッフ>
原作:塩田武士「罪の声」(講談社文庫)
監督:土井裕泰 脚本:野木亜紀子
配給:東宝
<キャスト>
出演:小栗旬、星野源、松重豊、古舘寛治、
宇野祥平、篠原ゆき子、原菜乃華、阿部亮平、
尾上寛之、川口覚、阿部純子、水澤紳吾、山口祥行、
堀内正美、木場勝己、橋本じゅん、桜木健一、
浅茅陽子、高田聖子、佐藤蛾次郎、佐川満男、
宮下順子、塩見三省、正司照枝、沼田爆、岡本麗、
若葉竜也、須藤理彩、市川実日子、火野正平、
宇崎竜童、梶芽衣子
■映画『罪の声』予告【10月30日(金)公開】