横浜流星“椿”、浜辺美波“七桜”に「俺と結婚しない?」波乱に満ちた運命が動きだす<私たちはどうかしている>
第1話あらすじ
花岡七桜(浜辺美波)は、和菓子作りに情熱を注ぐ才能あふれる若き和菓子職人。ある日、ひいきの客で茶道の宗家の娘・真由まゆ(小島藤子)に頼まれた七桜は、結婚式の引き出物を決めるための和菓子対決を受けてほしいと頼まれる。
自分のお菓子を大勢の人に食べてもらえるチャンスに心踊る七桜だが、対決相手が創業400年の金沢の老舗和菓子屋「光月庵」だと聞き絶句。それは15年前、七桜から全てを奪った店だった。
15年前―。和菓子職人だった母・百合子(中村ゆり)とともに光月庵に住み込むことになった幼い七桜は、光月庵の同い年の一人息子・高月椿と出会い、和菓子作りの面白さに目覚めていた。明るく人懐こい椿と優しい百合子と共に幸せな日々を過ごしていたある日、明け方の雷鳴に目を覚ました七桜は、母屋へ。椿が咲き乱れる庭の先で七桜が見たのは、血まみれで立ち尽くす椿と、その足元で息絶えている椿の父・樹(鈴木伸之)の姿だった。
従業員たちが駆けつける中、椿は父親を殺したのは百合子だと証言。椿の一言で殺人犯の娘となり全てを失った七桜は、血の“赤”が怖いという致命的なハンデを抱えながらも、和菓子作りだけを心の支えに生きてきたのだった。