山本美月、理想を追う女性を演じ「守る人がいると自分がちょっと強くなれる」<映画「糸」連載6>
何だか妹と弟ができたような気分
――玲子のセリフで「守られるよりも守る人になりたい」というのがありましたが、山本さん自身はどちらのタイプですか?
守ってもらえるなら守ってほしいですよね(笑)。でも、大切な人を守りたいという気持ちはあります。守る人がいると、自分がちょっと強くなれると思うから。
――葵役の小松菜奈さんとの共演は、映画「近キョリ恋愛」(2014年)以来、今回で2度目になりますね。
今回久しぶりに共演しました。シンガポールでのロケでは、菜奈は撮影するシーン数が多かったので、あまり一緒に出掛けるようなことは出来ませんでしたが、ロケ場所の近くにあったお店でタピオカを飲みました!
――玲子と葵のビジネスパートナーともいえる冴島を演じた高杉真宙さんとは初共演ですね?
出身地が同じなので、福岡の話をした気がします。印象としては、ものすごくインドアな方だと感じました。でも、人とコミュニケーションを取るのが嫌いなわけではなく、明るくハッピーなインドアといった感じ(笑)。それこそ菜奈と真宙くんは年齢が近く、私が少し上だったので、二人と一緒にいると年齢差を感じました(笑)。何だか妹と弟ができたような気分でした。
――役柄としても葵の先輩という設定でしたしね。
菜奈も真宙くんも年齢は下ですが、落ち着いていて、周りに気配りもしていて、二人ともちゃんとやっていて偉いなと思っていました。
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