山本美月、理想を追う女性を演じ「守る人がいると自分がちょっと強くなれる」<映画「糸」連載6>
食べたもの全部おいしかったです
――シンガポールでの撮影で印象に残っていることはありますか?
ご飯がおいしかったです。ロケ弁もご飯の上におかずが乗っているタイプのものだったんですけど、常に5~6種類ぐらい用意されていて、とても贅沢でした。それに選択肢が多いと、自分の好みのご飯が選べますからね。毎日の食事が楽しみでした。
――劇中でもチャイナストリートで食事をするシーンがありますね。
ここで食べたものも全部おいしかったです。実は私、シンガポールに来るのは今回で3回目だったんですけど、あまりおいしいものを食べた記憶がなくて…。それが今回、見事に覆りました(笑)。
――ご飯がおいしいと、大変な撮影も乗り越えられそうですね。
本当にそのとおりだと思います。あと、シンガポールに発つ前に(水島役の)斎藤工さんからシンガポールの本をいただいたんですよ。工さんは別の映画の撮影でシンガポールに行かれていたみたいで。同じ本を菜奈もいただいたようで、それを見ながら「このお店に行ってみようよ」という話をしていたんですけど、菜奈は撮影が立て込んでいたので行けなくて、私はマネジャーさんと一緒にお店巡りをしてきました。
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