恒夫を演じていけばいく程、僕はジョゼがいとおしくてたまらなくなりました。ジョゼと出会って、見慣れたはずの景色がこんなにもカラフルに見えるなんて。お客さまにも、ジョゼと恒夫と共に、劇場でその景色を見ていただければうれしいです。
出会うべくして出会ったような、そんな2人が手を取り合って新しい世界へ飛び出すお話です。ジョゼを演じると聞いた時、とてもうれしく思ったことを覚えています。慣れない演技に足踏みをしたりしましたが監督が丁寧に指導してくださり、中川さんが雰囲気を引っ張ってくださったおかげで無事に撮り終えることが出来ました。役者が声を吹き込む、という事の意味や、監督・スタッフの皆さまの、この作品に対する情熱を現場で教えていただいた気がします。本当にありがたい経験でした。
ジョゼと恒夫のみならず、見てくださった方々に愛されるような登場人物がたくさん出てきます。アニメーションでしか描けない映像の美しさを、ぜひスクリーンで感じていただければ幸いです。
オーディションを受ける際に原作を読ませていただき、実写映画も見させていただきました。人間のいろんな魅力がギュギュッと詰まったとってもすてきな作品で、一度見たら、読んだら、忘れられない世界観でした。こんなすてきな作品の新たな表現の世界に携われて、本当に幸せです。
私が声を担当させていただいた舞ちゃんは、けなげで、明るくて、とっても人情に熱い女の子です。台本を読んだ段階から舞への共感度が非常に高く、舞を理解し、たくさん愛せることができたと思います。皆さまにもこの作品をたくさん愛していただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
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