Dream Shizuka 『フラッシュダンス』でミュージカルに初挑戦!「夢との距離は、離れたり近寄ったりしていい」<Interview>
最初で最後の見納めかもしれない(笑)
――尊敬が大事なんですね。親友4人はショーダンサーということで、衣裳がセクシーですね。
あの年代は、ファッションも奇抜ですよね。レオタードなどのダンスのファッションもカラフルだったり体のラインが際立つものが多いので、衣裳もすごく楽しみですね。なかなか着る機会がない衣裳を着させてもらえるので。
――見たことのないShizukaさんが見られる?
そうですね、見たことないはずです! 私、絶対にスカートを履かないので(笑)。衣裳を見て「スカートに網タイツなんて!」と思ったのですが、「まぁキキだし、Shizukaとは違う人だから」と思い、すごく楽しいです! 最初で最後の見納めかもしれない(笑)。
うまいヘタではなく、キキなりの感情を表現できたらいいな
――『フラッシュダンス』といえば、数々のヒット曲とダンスシーンも見所なのでは。
皆さんも『フラッシュダンス』と聞いたら、一番に天井から水が降ってくるシーンを思い浮かべると思うのですが、私もそのシーンがすごく楽しみ! ミュージカルではなかなか水を使う演出ってないじゃないですか。出演させていただく身ですが、「生で見られる!」と思うとワクワクします。あとは、アレックスが働いている工場のシーンも楽しみですね。
まだ振り付けが始まっていないのですが、想像できないようなシーンもいっぱいあります。
音楽とダンスの融合……、80年代のダンスは踊ってもすごく楽しいと思うし、見てくださる方にもその年代を疑似体験するような感覚になってもらえたらと思っています。
キキはすごくパワフルでセクシーな感じになるんじゃないかな? 今までやってきたことがないジャンルなので楽しみですし、難しそう(笑)。でも新しいジャンルに触れるというのは、すごく楽しみです。
――きけばきくほど、Shizukaさんにピッタリな役ですね!
本当ですか? 嬉しいな。踊るの、めちゃくちゃ久しぶりなんですよ。E-girlsを卒業してから、ほとんど踊っていないので、「大丈夫かな?」という不安もありますけれど(笑)。でも、ダンスは楽しいので、うまいヘタではなく、キキなりの感情を表現できたらいいなと思っています。
――音楽は、生演奏だそうですね。
そうなんです。めちゃくちゃ豪華ですよ、本当に! 稽古をしながら、「日本ならではの『フラッシュダンス』になるな」と、日々思っています。
――岸谷五朗さんが歌詞の訳詞も手掛けられたとか。
はい。その人、その役にフィットした表現になっています。その中にちょこちょこクスッと笑えるシーンも入っているのが岸谷さんらしいな、と(笑)。
――お気に入りの曲は?
お気に入りというより、「これは大変な曲になるな」というのはいっぱいあるんですよね(笑)。4人組で歌う曲も、4人らしい曲になりそうです。すごく楽しんでもらえるんじゃないかな?
【東京公演】
2020年9月12日(土)~9月26日(土)日本青年館ホール
【名古屋公演】
2020年10月3日(土)~10月4日(日) 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
【大阪公演】
2020年10月8日(木)~10 月11日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
【出演】
愛希れいか
廣瀬友祐 桜井玲香 福田悠太(ふぉ~ゆ~)
植原卓也
Dream Shizuka 石田ニコル なだぎ武 松田 凌 大村俊介(SHUN) 秋園美緒/春風ひとみ
他
【HP】flashdancethemusical-jp.com
■ミュージカル「フラッシュダンス」30秒SPOT