生理について話し合うバラエティー番組「生理CAMP2020」(夜2:00-2:30、テレビ東京)が8月31日(月)に放送される。
同番組は、世界の女性の多くが悩みや煩わしさを感じている生理をテーマに、あるあるやエピソードを語るバラエティー。産婦人科医・稲葉可奈子氏がリモート出演し、受診すれば解決できる悩みや体の仕組みについて解説する。生理について語るYouTube動画が話題となったバービーが司会を担当し、ゆきぽよこと木村有希、森三中・黒沢かずこ、りゅうちぇるが出演する。
今回、番組を手掛ける工藤里紗プロデューサーにインタビューを実施。見どころや、撮影裏話などを語ってもらった。
――番組を企画したきっかけについてお聞かせください。
「極嬢ヂカラ」という番組で生理特集を何回かやっていて、当時から割と反響がありました。その番組は終了したのですが、それからずっと生理に関する番組をやりたいなと個人的に思っていました。
私自身、初潮が早く、ずっと生理に左右される人生を歩んできました。それで、ずっと生理について気になっていて、ここ3年間くらいは生理に特化した番組を作りたいと特に思いを募らせていました。
日本だと知らない人もまだまだ多いですが、海外ではフェムテック(※女性特有の問題をテクノロジーで解決するサービス)のブームが来ています。海外では女性の起業家も次々に出てきていて、本当に生理の煩わしさがいろんなものによって変わってくる時代が来ているなと。そんな時に、ドラマ「来世ではちゃんとします」のプロデューサーでもある祖父江(里奈)さんを通して「#NoBagForMe」という生理のプロジェクトを行っている村山さんと知り合いました。そこで、生理の番組をやりたいねという話になって、深い時間ではあるんですが今回放送することになりました。
――番組のターゲット層についてお聞かせください。
まずは、今、生理による悩みがあって仕方のないことだと我慢している人たちに見ていただきたいです。これからの生理ライフが長い若い世代には特にですね。
また、男性にも見ていただきたいです。男性自体には生理がないけれど、ほとんどの男性が家族や恋人だけでなく、仕事でも友だちでも女性に何かしらの接点があると思います。そうすると、イコール生理との接点も実はあることになります。なので、知っていてマイナスはない、むしろプラスが多いはずだと思うので知ってもらえたらうれしいです。
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