根来を“一発屋”と罵る2名のスタッフを捕まえて、金を取り戻したガタローは、「てめーら、一発屋バカにすんじゃねー!」と吠えた。
「一発も当てたこともねーやつがゴマンといる中で、一発当てたんだ、それだけで十分すげーじゃねーか。それに一発屋なんて、他人の物差しが決めたことで、本人はそんなこと思っちゃいねーんだ。毎日毎日、誰に馬鹿にされても、ずーっと2発目目指して頑張ってんだ。一発も当てたことねーやつが、ゼロが、簡単に人を馬鹿にしてんじゃねー」と続けたガタローは、スタッフたちを震え上がらせた。
ガタローは小説家で“一発屋”と言われて悔しい思いをしてきた自分と、根来を重ねていたのだ。その冷静で、尚且つ怒りに満ちた「一発屋論」は、視聴者の心に刺さるセリフだった。SNSでは「ガタローの簡単に人を馬鹿にしてんじゃねーぞ、最高」「良いこというな毎回毎回」「なんか泣きそう。ムロさんがお父さんに見えてきてる」などのコメントが寄せられ、「一発も当てたことないけど、いつか当ててやる」といった決意のつぶやきも見られた。
次週、第6話は9月6日(日)放送。主演のムロツヨシ自ら演出監督を務める注目の回となる。
ガタローは小説家としての再起をはかるため、編集者の尾崎(谷口翔太)に頭を下げる。5カ月が経ち、大学2年の冬を迎えたさくらたちは、成人式を間近に控えていた。
小比賀家に美咲(小野花梨)が居候を続ける中、寛子(今田美桜)が顔にアザを作って訪ねてくる。さらに留年危機の迫る根来が転がり込み、さくらはなぜか交際中のハタケまで呼び出して、小比賀家での冬休み青春シェアハウスが始まる。
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