テレビ朝日系で、8月29日（月）に放送の人気バラエティー「雑学王」に解答者として出演するフットボールアワー・後藤輝基にインタビューを敢行。爆笑問題の印象や「雑学王」の魅力などを赤裸々に語ってもらった。
――「雑学王」に隔週ペースで出演されていますが、以前と比べて“雑学”に詳しくなりましたか？
雑学に詳しくなったっていう感じはないですね～。関東の芸人さんがたくさん出られるので、その方たちとおしゃべりするのが楽しいです。問題を解くのも当然楽しいんですけど、終わってしまったらその雑学知識は忘れちゃいます（笑）。それに、伊集院（光）さんとかも「あ、これ知ってる」っていう感じで解いているわけではないと思うんですよ。その場で推理して考えてっていうやり方をしていると思うので、楽しいですよ！
――ニュースや教養番組はよくご覧になりますか？ ちなみに、クイズは好きですか？
ほぼ見ないですね～。本当ここに来て解答を考えています。もともとクイズは苦手ですし、教養があんまりないので、本とかもそれほど読まないですし。スポーツとか特に分かりませんね（笑）
――全く見当が付かない問題のときはどうやって解くのですか？
勘です。それは確実に勘ですね。でも、やり方というか雑学の解き方、切り口みたいなものがやっていくに連れてだんだんと分かってくるんですよ。だからそれはずっと番組を見ている方も気付くと思うんですけど、何かしらヒントが出ていたりとか、問題画面にちょっとだけヒントが隠されていたりとか。そういうところが面白いですよね。そして、やっぱりできたときの気持ち良さ！ “これ当ててもそんなにいい答えちゃうかったな”とか、逆に“これだけは当てたいな！”とか出てくるんですよ。こうビシッとくるやつがあるんですよ。それ当てたときは気持ち良いですね。でも、「それどういう問題でしたか？」って聞かれるともう忘れてしまっているんですけど…。
――正解の中でも特に“オンリーワン”（解答者の中で一人だけ正解）のときは気持ち良いですか？
あれは気持ち良いですね～。反対に“逆オンリーワン”っていうのもありまして、ほかの出演者は当ててるのに自分だけ外してるみたいな。それはもう目も当てられないですけど。
――たまに「後藤さんオンリーワンじゃない？」と周囲が盛り上げて、ふたを開けてみたら違うっていう流れがあると思うのですが、実はその方が後藤さん的には気持ち良かったりしますか？
いやいや、それはオンリーワンの方が絶対気持ち良いですよ。あの一連の流れは土田（晃之）さんの魔の手が伸びたときに起きるんですけど（笑）、オンリーワンの方が良いですよ～。
――後藤さんと言えば“どや顔”や“宝塚の男役”のイメージも強いのですが…
そうですか？ 確かにその辺のネタをふられることも多いですね～。とにかく出演者の皆さんと楽しくやらせていただいていますよ。
――司会の爆笑問題さんの印象はどうですか？ ほかの番組での印象と違いますか？
この番組では特にノビノビされてますよね～。本当にノビノビやってるなあっていう印象ですね。とにかく太田（光）さんの話が長いっていうのもあります。結構な無茶ぶりもありますから、クイズに集中できないですよ。5分くらい散々話を聞かされたあげく、結局何の話か分からんかったなあっていうのが多々ありますから。土田さんがいないともう制御できないみたいなところもありますし。僕はまだ土田さんと太田さんという距離感ではないので、止められないですけど、いずれは制御する側にいきたいですね。
――「雑学王」の最大の魅力と見どころ、読者へのメッセージをお願いします
やっぱり、トークの面白さとクイズの面白さが一緒に楽しめる番組はほかにはないんじゃないですか？ 全く脱線して違う話をしてるっていうことなんかしょっちゅうですし、そんなクイズ番組見たことないですよね～。問題も誰かに言いたくなる問題ばかりですし。次の日、人に言いたくなるみたいなのがたくさんあるので、そういうところが魅力ですね。僕はすぐ忘れてしまうんで、次の日にほかの人に言うことはありませんけど（笑）。寝る前に頭を使いながら笑っていただけたらうれしいですね。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
毎週月曜夜11.15－0.15 テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる
