ドラマ「ドン★キホーテ」で心理士・楓を演じる田村愛が「もう迷いはない」と熱弁!
日本テレビ系で放送中のドラマ「ドン★キホーテ」で、児童相談所の心理士・野口楓を演じる田村愛。出演が決まったときの心境とこれまでを振り返り、見どころを聞いた。
――最初にこの役を演じると聞いた時の心境と演じての感想をお聞かせください
元々、心理に関する本が好きだったし、妹が幼稚園の先生をやっているっていうこともあって、運命的な(役との)出会いだなって。自分の中で気になっていたキーワード(の役)だったので、うれしかったです。最初の1、2話くらいまでは、楓らしさって何だろうとか、楓ってどんな人だろうって考えてました。でも今はもう迷いはないです!
――松田翔太演じる児童相談所・児童福祉士の城田と高橋克実演じる鯖島組組長の鯖島が、入れ替わってしまうというあり得ない設定に関してどう思いますか?
変なんだけど、(城田と鯖島以外は)気付いてないっていう設定なのも面白いですよね。最初は、これって気付いた方がいいのかなって監督に相談したりしてたんですけど、城田さん(松田)が普通に戻ったりしてうまいことすり抜けてるんですよね(笑)。撮影中は、自分のシーン以外は見られないので、出来上がったときに「鯖島組」で、夜中にサルサ踊ったりしてるシーンとか本当に面白いなって見ています(笑)。
――城田(松田)と鯖島(高橋)のようにもし、自分が誰かと入れ替わることがあったとしたら、どんな人と入れ替わりたいですか?
スーツケースに入れるくらい体が柔らかい人とか(笑)。魂は自分のままなので、その人に元々備わっているもので楽しんでみたいですね。異性になるのは、ちょっと恥ずかしいので、異性だったら小さい子供になってみたいです。あとは、リズム感がいい人とか、ダンスが上手な人とかに憧れちゃいます。
――城田と鯖島の草食系と肉食系という極端なタイプですが、どっちの方がタイプですか?
私は、「ガン、ドン、ズドン」っていうのがタイプなんで(笑)、肉食系かな。城田さんと鯖島さんだったら、鯖島さん(笑)。それに高橋さんが演じる鯖島さんは、エプロンしてアイロンをかけてたり、かわいらしい一面もあっていいですよね。
――現場はどんな雰囲気なんですか?
皆さんとっても仲良しで、すっごくいい雰囲気ですよ! 差し入れに皆で群がったりするくらい(笑)。それに撮影以外でもカメラマンさんがたくさん写真を撮って下さって、壁に貼ってあるんです! とにかくずっと皆で話してて、素敵な現場です。
――全然想像がつきませんが、今後はどういう展開になるんですか?
私も全然、結末を聞かされてないんです。今後、どうなるんでしょうね…。幸子ちゃん(成海璃子)がどうなるのかとか、鯖島が総長になれるのかとか、城田と鯖島が元に戻れるのか?とか…。みんなが幸せになって欲しいですよね。楓の役は子供たちの言葉じゃないところのSOSに気付くのが大事な役なので、笑顔の人が増えていったらいいなって思います。いろんな謎が分かるのかなって私も楽しみにしています。
――最後に見どころをお聞かせ下さい
楓は年齢も一番下だし、経験が浅いというか、プロフェッショナルだけどまだ迷いもある中で成長もしていくのでその姿に注目してください。
田村愛(たむらあい)
静岡県出身、A型。
2011年公開予定の映画「浅草堂酔夢譚」で初主演を務める
モナコ映画祭2010 最優秀主演女優賞