石原さとみへの感謝に涙が止まらない…“調剤の魔術師”が妻の最期に手品<アンサング・シンデレラ>
石原さとみが主演を務める「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第8話が、9月3日(木)に放送された。
今回描かれたのは、薬剤師のみどり(石原)が働く薬剤部で、“調剤の魔術師”と称えられている荒神(でんでん)の妻・泰子(大塚良重)が末期がんで在宅治療をしていたという事実。
泰子が鎮静剤を投与されて眠る横で、荒神とみどり、小野塚(成田凌)が手品をするシーンは涙なしには見られぬ切なさが充満していた。(以下、ネタばれが含まれます)
ベッドに眠る妻との銀婚式
今作は、萬津総合病院薬剤部に勤務する薬剤師・葵みどり(石原)が主人公。「月刊コミックゼノン」で連載中の「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」(荒井ママレ/医療原案:富野浩充)が原作の医療ドラマだ。
多忙な薬剤部の中で、一目置かれた存在の荒神が休暇を取った。「手品を練習するため」という理由に、薬剤部一同は首を傾げたが、在宅医療の研修に行ったみどりは、荒神が仕事を休んだ本当の理由を知る。
末期がん患者の終末医療として、みどりが患者宅に向かうと、その家の主は荒神だった。荒神は闘病していた妻・泰子の最期を、家で過ごすという決断をしていた。
普段、“調剤の魔術師”と言われる職に就いていても、身近な人への薬剤使用の選択には頭を悩ませるもの。毎年祝ってきた結婚記念日を「今年も祝いたい」、そして妻に得意の手品を披露して「銀婚式をしたい」という荒神の思いを、みどりと小野塚はしっかりと受け止めて出来る限りのサポートをした。
痛みが出てしまい、薬で眠った泰子の横で、荒神は手品を披露。みどりと小野塚には「いい銀婚式を迎えることができました。本当にありがとうございました」と笑顔で頭を下げたのだった。
ドラッグストア勤務の小野塚は「初めて患者さんにありがとうって言われました。なんかいいですね」と、自分の仕事に誇りを取り戻していた。
毎週木曜夜10:00-10:54
フジテレビ系にて放送
【公式HP】https://www.fujitv.co.jp/unsung/
【公式Twitter】@unsung2020
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