本国ではアナ・ケンドリックがポピーの声を務めているが、上白石は外国人のボイストレーナーに指導を受けながら、普段とは異なる歌い方に挑戦。
上白石は「一番最初にポピーが出てくる歌だし、単純にキーも高かったり、すっごく高いテンションを保ちながら歌う歌でもあったので、めちゃくちゃ楽しいんですけど、やっぱりエネルギーがとても必要でした。日本語でも英語みたいなノリの心地よさを出したいなと思ったので、そこはご指導を仰ぎながら、いっぱいイメージをしながらやりました」と苦労を明かしたが、事前にせりふを覚え、台本を持たないアフレコスタイルで、ポピーと一心同体さながらの歌声を披露している。
また、ロンドン留学で演劇を学んでいたというウエンツは、オリジナル版を先に英語で歌って練習もしていたと言い、「ジャスティン・ティンバーレイクさん(ブランチ役)が歌っている感じでやらせてもらいました。ブランチの心の移り変わりなどは(英語版の)せりふからも汲み取れて、日本語のせりふにも反映しやすかったですし、日本語に訳した時にこういうせりふにしたんだっていう流れが分かるので、僕自身も納得して収録ができたと思います」と語る。
二人とも本国キャストの歌声を参考にしながら、収録が別々だったことを微塵も感じさせない息ぴったりのアフレコを務めあげている。
本作で登場する楽曲の日本語歌詞監修は、元SUPERCARのギタリストで、作詞家としてこれまでに600曲以上を手掛けるいしわたり淳治が担当している。
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