“久志”役の山崎育三郎「『エール』の反響はすごい」
外出自粛期間中
――「エール」も撮影中断などもあり、大変な時期だったかと思います。山崎さんご自身では、この外出自粛期間中など、いかがお過ごしでしたか?
今年は自分の全国ツアーから始まって、それが無事終わって。横浜アリーナで「美女と野獣」イン・コンサートに出演させていただいた頃から少しずつ状況が変わってきて。
その後“朝ドラ”も始まり、「エリザベート」でトートという役で参加することになっていて稽古をしていたんですけど、そのオーケストラ合わせ…最後の通し稽古が終わった後に、中止になってしまいました。
自分としては念願の作品・役だったんですが、そのまま“朝ドラ”も止まってしまい、ほぼ全部仕事は止まってしまいましたね。自粛期間ということで、家で家族と過ごしてました。
このエンターテインメントの世界、舞台・ミュージカル・ライブ…生でお客さんの前でパフォーマンスするというところが最初にストップしました。
その期間に何ができるか考えていたんですが、どんどん難しい状況になっていって。でも自分たちの音楽・歌・パフォーマンスで何か力になるものを作れないかということで、「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」を、ミュージカル俳優と共にYouTubeで配信したりとか、宮本亞門さんから声を掛けていただいて、「上を向いて~SING FOR HOPE」プロジェクトに参加したりとか、そういう企画には基本的には全部参加させていただいて、今できることをやってきました。
あとは家にずっといました。家族と過ごす時間というのが正直あまりなかったので、その時間はその時間ですごく貴重で、楽しく過ごしました。
2016年7月16日ワニブックスより発売
2020年9月10日(木)電子版が配信
■山崎育三郎、“自叙伝”で明かす留学時代の苦労と祖父母の介護
https://thetv.jp/news/detail/242691/
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