<半沢直樹>“急所つかみ”シーン「最初は灰皿だった」片岡愛之助が裏話を暴露
堺雅人主演ドラマ「半沢直樹」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の特別番組「生放送!!半沢直樹の恩返し」が9月6日に放送され、登場のたびに話題に上る“急所づつかみ”の裏側が語られた。
愛之助「“愛”を持って務めてます」
この日は「半沢直樹」第8話が放送される予定だったが、撮影スケジュールに滞りが生じたため13日に延期に。
代わりに出演陣が生放送で視聴者の質問に答える“恩返し特番”として、半沢役の堺をはじめ、渡真利忍役・及川光博、大和田暁役・香川照之、黒崎駿一役・片岡愛之助、笠松茂樹役・児嶋一哉が出演し、撮影秘話を披露した。
黒崎役・愛之助に寄せられたのは、「今回から黒崎はなぜ急に半沢を『直樹』と呼んでいるの?」という疑問。愛之助は「最初の台本にはなかったんですけどね。『半沢』と書いてあったんですけど、監督が…」と、演出・福澤克雄氏の提案だったことを明かし、「やっぱり、これだけ争ってるんですけど、(半沢のことが)好きなんですよね。“愛”があるんです。“愛”をもって務めてますから、ここは『直樹』だ、と」と回答。「『直樹』と呼べるのは奥様の花ちゃんと私だけ、ということで」と嬉しそうに語った。
“愛”のあらわれか、今作では黒崎が半沢に詰め寄るシーンも多かった。あまりにも距離が近く「堺さんの皮膚の温度を感じますからね、この(頬の)へんに」と振り返った愛之助。
6話(8月23日放送)では、金融庁検査の担当官としてやってきた黒崎が半沢を見つけ「おかげでファイトまんっまんよ!」といきり立ったシーンが放送された。愛之助はこのシーンについて、「(黒崎は)ものすごく最初やる気なかったんですけどね。直樹を見つけて嬉しくて弾けちゃったんですよ」と、“直樹LOVE”な黒崎の心境を代弁。
堺もこのシーンの撮影を振り返り、「『まんまん』の時に鼻息がスッ!スッ!て来たのがすごく…嬉しかったです。あれは、それを耐えてる顔です(笑)」と語り、笑いを誘った。