菅田将暉×最果タヒの特別映像解禁!映画「マティアス&マキシム」へ寄せた詩を菅田が朗読
菅田将暉×最果タヒ 切ない恋のポエムを菅田が甘く優しい声で読み上げる
映画公開に先立って、9月9日より特別映像が公開された。それは、映画の映像に合わせて、詩人・最果タヒによる詩「傷跡」を、俳優・菅田将暉が読み上げるもの。
「死んでしまう系のぼくらに」「夜空はいつでも最高密度の青色だ」などで知られ、若者からの絶大な支持を得る詩人・最果タヒ。
氏が本映画に寄せた、触れてみたいけど近付けない、苦しみの中にも歓びがあるという、誰かを好きにな ったことのある人であれば共感必至の詩を、切なく、そして恋しさにあふれた声で菅田が読み上げる。
菅田将暉は「最近観て、これはすごいなと思ったのがグザヴィエ・ドラン。こんな感性の人がいるんだなって。10代で監督デビューして、自分で衣装も編集もやるし、主演の時もありますよね。衝撃でした」とドランのファンを公言している。
予想外の恋に落ちる主人公、マティアスとマキシムそれぞれの視点から紡がれた繊細な世界観のグザヴィエ・ドランの映像を最果タヒ・詩×菅田将暉・朗読のコラボレーションが彩る。
最果タヒが映画に寄せて書き下ろした詩『傷痕』
『傷痕』 作:最果タヒ
―映画「マティアス&マキシム」に寄せてー
すこしでも触れられたら裂けてしまいそうな傷口が、
ぼくそのものだと気づいている?
きみの前で、ぼくは、
触れられたくてたまらなくなる。
痛みが美しいだなんて言わない、
ぼくはただ、きみを求めていた。
血や、叫びが、ぼくから流れ出して、
ぼくはそれでも、きみの掌に包まれたかった。
傷口が、ひどくさみしい。
誰よりもぼくを深く傷つけるひと、
きみの手はあたたかいと、ぼくは早くきみに言いたい。
「マティアス&マキシム」への菅田将暉コメント
傷みに耐えられる心など
ある筈もなく
果てしなく痛々しい
でもその姿が最高に美しい
人間には愛がある
そう教えられた気がします
2020年9月25日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督・脚本:グザヴィエ・ドラン
出演:ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス、グザヴィエ・ドラン、ピア・リュック・ファンク、ハリス・ディキンソン、アンヌ・ドルヴァル
提供・配給:ファントム・フィルム
原題:Matthias & Maxime(2019年/カナダ/120分)
公式HP:phantom-film.com/m-m/
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