市原隼人、キャリア初の連ドラゲスト出演「いかに説得力を出せるかを一番に考えました」<未解決の女>
第6話「影の斜塔・前編」(9月10日放送)あらすじ
人気イタリアンレストランのオーナー・入沢博人(武田航平)が手足を縛られた状態で、新店舗の冷凍施設に閉じ込められ、凍死した未解決事件から5年。
成功のノウハウをまとめた自著「億りびと」を上梓したばかりのネット長者・西松文也(渡辺邦斗)が、入沢と同じように手足を縛られ、ホテルのバスタブで溺死しているのが見つかった。
その遺体を見た「特命捜査対策室」第6係の刑事・矢代朋(波瑠)は、くるぶしに彫られた奇妙な刺青に目を留める。
文書捜査のエキスパート・鳴海理沙(鈴木京香)によると、その刺青は「梵字」。しかも、5年前の被害者・入沢の腕にも「梵字」の刺青が彫られていたという。
2つの事件にはつながりがあると直感し、捜査に乗り出そうとする朋。その矢先、「特命捜査対策室」の室長・古賀清成(沢村一樹)を介し、警視庁刑事部のNo.2である参事官・小野塚吾郎(筧利夫)から呼び出しがかかる。
小野塚の肝いりで新設された「捜査情報係」に所属する刑事が、3日前から行方不明になっているため、朋に捜してほしいという。
その刑事とは、朋が新人時代に世話になった富野康彦(市原隼人)で、新人たちから「ミスターパーフェクト」と呼ばれていたエリート刑事。朋も慕っていた人物だ。
富野の自宅へ向かった朋は、鍵が開いたままで、室内も荒らされていることを疑問視。さらに、部屋の固定電話の留守録ボタンが点滅していることに気付く。
そこに残されていたのは、楽器店に勤める富野の恋人・杉山貴子(北乃きい)からのメッセージ。朋はすぐさま貴子に会いに行くが、富野と3日ほど連絡が取れないことはよくあるそうで、貴子にも居場所などに心当たりがないという…。
一方、5年前の事件を洗い直していた第6係の草加慎司(遠藤憲一)と国木田哲夫(谷原章介)は、入沢と西松がかつて年配者を狙った詐欺商法でつながっていたとの情報を入手する。
そんな中、事件関係者の背後に“理沙と関わりのある超大物”の影がちらつく。やがて、朋も耳を疑う形で“2つの未解決事件”と“エリート刑事の逃亡劇”がつながっていく。