11月30日(月)スタートの連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)のロケの様子が公開され、ヒロインを務める杉咲花が思いを語った。
本作は、大正の戦前から戦後の大阪を舞台に、“大阪のおかあさん”と呼ばれた女優・浪花千栄子をモデルにその半生を描く物語。
9月上旬、17歳になったヒロイン・千代が奉公先である道頓堀の芝居茶屋でお茶子として働くシーンの撮影が行われた。京都の撮影所の広大な屋外スペースに、約100年前の道頓堀をオープンセットとして再現。当時の道頓堀に実在した劇場がモチーフになっている鶴亀座やえびす座といった芝居小屋をはじめ、道頓堀に軒を連ねる芝居茶屋や飲食店などの店舗が作り出された。
そんな中、茜色の着物に黄色の帯、わさび色の前掛けを身に着け、頭は日本髪という姿で登場した杉咲。活気あふれる道頓堀の町を、座布団を抱えた千代が「おはようさんでございます」と笑顔であいさつを交わしながら駆け抜けていくシーンを演じきった。
歩く人たちみんなの表情が生き生きとして見えたのは、色とりどりの旗やのれんがうれしそうに踊るエネルギッシュな道頓堀のセットに入っただけで、力強いパワーを受け取ることができるからなのだろうなと感じました。私自身もその一人で、セットに入るといつも、活気のある道頓堀に置いていかれないように、しゃんと立って、がしがし歩くぞ!という気持ちにさせられています。
きっとドラマを見てくださる方々にも、道頓堀という町から、そこを歩く人々の姿から、パワーを受け取っていただくことができるのではないかと思っています!
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