丸尾によれば、「用意された10脚の椅子を取ることができたか(50ポイント)」のほか、「学校の下駄箱にいた用務員にあいさつをしたか(30ポイント)」「廊下に敷かれた“パンチカーペット”で靴を脱げたか(20ポイント)」という3つの評価ポイントが用意されていたという。
あいさつはすべての基本。また、“パンチカーペットは土足厳禁”というのが舞台人の共通認識で、“舞台人としての基本を知っているか”が判断できる。つまりこの日のオーディションでは、俳優としての心構えと素養が見られていたのだ。
あまりにシビアな評価ポイントに、スタジオのMC陣からも驚きの声がもれた。
NONSTYLE・石田明が思わず「いやぁ~厳しいわ…」とうろたえると、番組MC・尾上松也も「芝居するという以前の問題。自分の全てが見られているんですね」とうなずいた。
そしてスタジオでは、現時点での“推しメンバー”を明かし合う一幕も。
自身も舞台演出を手掛ける石田は「挨拶が爽やかだった」という理由から曽田陵介を挙げたほか、飛葉大樹の名も挙げて「独特の空気をまとっていた」「彼がこの先どうなっていくのかすごく気になる。飛葉くんが変わっていく様が見てみたい」と期待を寄せた。
ゲストの山之内すずはカーペットの審査に唯一合格した相馬理を、今泉佑唯は終始笑顔を絶やさない中三川歳輝を推しメンバーに指名。一方、尾上は清水田龍と高橋祐理の名前を挙げ、「喧嘩腰で向かっていった子は嫌いじゃない」「丸尾さんがおっしゃっていた、『どこか一線引いて蹴落とす』みたいなのを、喧嘩腰で来てる子たちがどこまでやってくれるのか楽しみ」と語った。
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