3時のヒロイン福田麻貴、『危険なビーナス』で連ドラ初レギュラー出演「哀愁をじんわりと表現できたら」
福田が演じるのは、矢神家当主・矢神康治(栗原英雄)の専属看護師・永峰杏梨。康治は末期がんで余命いくばくもなく寝たきり状態。杏梨はその看護で頻繁に屋敷に出入りするため、矢神家の人間ではないものの、一族の強欲さや狡猾さを間近で見てきており、屋敷の内情もよく知る人物。一方で、シングルマザーの杏梨は、仕事以外のことをあまり口にせず、素性の知れない存在でもある。
福田といえば、2019年12月に「女芸人No.1決定戦 THE W」(日本テレビ系)で優勝し、ブレイクした「3時のヒロイン」のリーダー。同時期に人気者となった芸人とともに“お笑い第7世代”と称され、今年は上半期だけで146本もの番組に出演するなどバラエティを主戦場としてきたが、連続ドラマのレギュラー出演はこれが初めて。福田のコントではなく連続ドラマというフィールドで見せる演技、そして主演の妻夫木やヒロインの吉高をはじめとするキャストとの関わりが見どころといえる。
以下、福田麻貴のコメントを紹介する。
福田麻貴(3時のヒロイン) コメント
この作品に出演するというお話をいただいた時は、本当に信じられなくて絶対にドッキリだと思っていました(笑)。でも、台本をもらって初めてこの話は本当なんだと思って、改めてびっくりしました。このドラマは日曜劇場という由緒ある枠ですし、出演者の皆さんも錚々たる俳優さんたちなので非常にプレッシャーを感じていますが、足を引っ張らないように頑張りたいと思っています。
私が演じる杏梨は、一見普通の看護師のように見えて、ちょっと哀愁があり、実はいろいろなものを背負っている女性です。杏梨が持つ哀愁をじんわりと表現できたらなと思っています。
この作品はとても展開が早く、台本を読むだけでもジェットコースターに乗っているような楽しい気分になります。放送が始まったら視聴者の皆さんも楽しくてしょうがなくなると思います。観ている方があっと驚いて、感情移入できる作品になるよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください。