10月3日(土)よりユーロスペースほかにて全国公開される、仲野太賀、大島優子、若葉竜也らが出演する、石井裕也監督オリジナル脚本の最新作「生きちゃった」の“最終予告”となる映像が解禁された。
解禁された「最終予告」は、心臓の鼓動音とともに、主演の仲野演じる厚久の「何でだろう、声が出ないんだ。日本人だからかな」と発する映像シーンから始まる。
そして、妻の奈津美(大島)の浮気現場を目撃する厚久、父親ではない別の男と幸せそうに食卓を囲む厚久の娘の鈴(太田結乃)、原っぱを疾走する母(伊佐山ひろ子)、見知らぬ男性に写真を撮られる厚久と両親の姿が不規則に映し出されたのち、若葉、パク・ジョンボム、芹澤興人、レ・ロマネスクら出演者の顔が、加速する鼓動音にあわせて、次々と切り替わっていく。
その後、悲痛な叫びをあげる大島の姿で鼓動音が鳴りやみ、最後にピアノの旋律とともに、車内でむさび泣き、感情をむき出しにした仲野と若葉の姿を映し出した映像で集約する内容で、映画のクライマックスを見せるという、「最終予告」となっている。
今までの、物語をわかりやすく説明するための予告編ではなく、演者たちのむき出しの感情を映し出している。
なお本作は、全国公開後、10月以降に「All the Things We Never Said」という英語タイトルで、中国、および香港、台湾、マカオなど、世界各国の劇場で公開される予定だ。
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