花江夏樹、役者同士の“化学反応”を実感「一人が本気を出したならそれを上回る勢いで演技してやろうと」
花江は「予告編が音楽も映像も全て素晴らしくて、早く劇場で見たいと思える内容なんですけど、予告編では伝わり切れてない魅力がすごくあります。とにかく見ていただきたいですね」と新作の公開が待ち遠しい気持ちを伝え、「いいアフレコだったと思います。役者同士の化学反応というか、一人が本気を出したならそれを上回る勢いで演技してやろう、叫んでやろうという気合が皆さんにあって、それがぶつかり合ってできたものが『無限列車編』です」とそれぞれいい刺激を与え合ったと語った。
これに松岡も同意し「もうこれで声優生命が終わってもいいと思ったね」と言い切り、下野も「(TVシリーズは)魂を込めて、命を削っての勢いでやってましたが、劇場版はさらにでした」と、やり切った感があるという。
鬼頭も劇場版のアフレコについて、「アフレコ自体も皆さんとやるのが久しぶりだったので、それがうれしかったです。始まるまでは『久しぶりだなぁ』って感じだったんですけど、始まったらみんなすぐに炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助が降りてきて、いつもの感じに戻れたのもうれしかった」と話すと、花江は「若干緊張したよね。久しぶりに『水の呼吸!』って言えるかな?とか(笑)。でも、体に染み込んでましたね」と振り返った。
TVアニメシリーズで主題歌「紅蓮華」を歌ったLiSA。劇場版では「炎(ほむら)」(作詞・LiSA、作曲・梶浦由記)という主題歌を書き下ろした。
「私自身、無限列車編が原作の中でもすごく好きなお話だったので、私も梶浦さんもみんなですごく気合が入った状態で書かせていただきました。劇場版をすごく楽しみにしてくださってる皆さんが、劇場で作品を堪能していただいたものをそのまんま浸りながらおうちに帰れるような、ある意味、作品を引きずってしまうような言葉遣いだったり、直接伝えられる分かりやすい言葉遣いを含めて、作品に寄り添いながら作詞させていただきました」と、LiSAが歌詞の制作エピソードを披露した。
10月16日(金)全国公開
<スタッフ>
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
プロップデザイン:小山将治
コンセプトアート:衛藤功二、矢中勝、樺澤侑里
撮影監督:寺尾優一 3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子 編集:神野学
音楽:梶浦由記、椎名豪
主題歌:LiSA「炎」(SACRA MUSIC)
アニメーション制作:ufotable
配給:東宝・アニプレックス
クレジット:(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
<キャスト>
竈門炭治郎(かまど・たんじろう):花江夏樹
竈門禰豆子(かまど・ねずこ):鬼頭明里
我妻善逸(あがつま・ぜんいつ):下野紘
嘴平伊之助(はしびら・いのすけ):松岡禎丞
煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう):日野聡
魘夢(下弦の壱)(えんむ・かげんのいち):平川大輔
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■劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 本予告 2020年10月16日(金)公開