
10月10日(土)スタートのドラマ「35歳の少女」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)で、主演を務める柴咲コウにインタビューを実施。柴咲は、10歳の頃自転車事故で意識不明になり、病院で目を覚ますと25年もの歳月が流れ、35歳になっていた“少女”・望美を演じる。
「私自身の持つ陰の部分が生きてくる」
「今、私は39歳で、直近の25年間を振り返ると、あっという間だったなと思います。でも、望美は人生の一番いい時間を寝た状態で過ごしていたわけで、それが失われると想像すると、25年というのはすごく大きな欠落。『あっという間だった』と言えるのは、毎日を積み重ねてきたからこそなんですよね」
10歳のときの望美は、周りに父や母、妹がいて、幸せに暮らしていた。しかし、望美が眠りについている間に両親は離婚してしまう。
「10歳という年齢は一度通っているので、自分の体験を生かせるところもあるかなと思います。私が10歳の頃録音してもらったカセットテープを聞き直してみると、当時放送されていた志村けんさんの番組の話をしていたりして時代を感じました。望美と違うのは家族環境で、望美の家庭は複雑なので、それをどう消化していくかを考えています。子供の頃の私と違って、望美は元々明るいヒマワリのような子だけれど、25年ぶりに目覚め、すごくしんどい時期もあるし、物語が進むにつれて対面しなきゃいけない世の中の暗い部分などの現実も描かれていくはず。そういったときに、私自身が持つ陰の部分が生きてくるかなと思います」
10月10日スタート
毎週土曜10:00-10:54
日本テレビ系で放送
脚本=遊川和彦
主題歌=「三文小説」King Gnu(ソニー・ミュージックレーベルズ)
番組HP=https://www.ntv.co.jp/shojo35/
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