『映画音楽はすばらしい!』出演者コメント&セットリストを紹介!井上芳雄「幸せ以外の何物でもありませんでした」
平原綾香コメント
小さい頃から、映画のサントラを聴くのが大好きな子どもでした。初めてのめり込んだ映画音楽は「フォレスト・ガンプ」です。当時、譜面がなかったので、耳コピをしながらピアノを弾いて遊ぶのが好きでした。また『ボディガード』の、あの有名な“エンダー!”の曲も大好きで、ホイットニーが歌っているパートをエアーボーカルで歌い、サックスのソロは、父のサックスを借りて吹き真似するという“ひとりボディガード”をしていたときもありました(笑)。
『天使にラブ・ソングを2』の「JOYFUL, JOYFUL」は、私にとってデビューのきっかけになった思い出の曲です。まさか、映画の映像と共に歌えるとは思っていなくて、当日スタジオに入ったとき、大きなスクリーンにウーピー・ゴールドバーグやローリン・ヒルが映し出されたときは、感動して思わず泣いてしまいました。『バグダッド・カフェ』の「コーリング・ユー」は、小学生のとき、偶然旅行先で聴きました。その日は、こわいくらい真っ赤な夕焼けで、それを見ていると、どこからともなく「アーーアーアーアーイ」と歌が聴こえてきました。今でも記憶に残っています。
今回は雰囲気を変えて、思い切ったキー設定にしました。あの時に見た赤い夕焼けと、曲に込められた魂の叫びを表現しました。2曲とも心を込めて歌いました。見ている方の心に寄り添う歌になっていたらうれしいです。
島津亜矢コメント
はじめにお話を伺った時は、“私で大丈夫なのか?”とビックリしましたが、最近“歌怪獣”というニックネームをいただき、いろいろな歌に挑戦するきっかけになったのが、映画『ボディガード』の主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」なので、映画音楽とは何かの縁があるのかもしれません。
今回、初めて歌わせていただいた「THIS IS ME」は、ミュージカルテイストの情熱的な楽曲。少しでも熱量を取り込みたいと映画を見直し、四苦八苦しましたが、精一杯歌いました。楽しかったです。背景で流れる映画の名シーンと合わせて、ご覧いただけたらうれしいです。
10月10日(土)夜9:00-11:00
NHK BSプレミアムにて放送