――オトナの土ドラ枠では、初めての全10話ということですがプレッシャーなどはありますか?
そういった意味でもパワーつけないとですね。もちろん意気込みはあります。自分が主役を演じることの自覚を強く持ちたいとは思います。ただ、このさくらという役が私と合っている部分は、いつも自分の位置とか自分の考えを模索しているところです。
第3弾は、コロナ禍の中、子どもたちに新たな問題が浮上してきてしまっている。ドラマですが、現実味のある、リアリティーに近いものがあるので、ドラマの主演や全10話ということももちろんうれしいですが、それを置いておいて、 私も模索しながら 一人の人間として気持ちで走りたいなと思います
――さくらを演じる上で意識していることがあれば教えてください。
意識は特にしていないです。でも、私もこのコロナ禍の中、自粛中に何を考えたかというと、最初は世の中を見ていましたが次には身近を見るようになり、最終的に自分を見るようになり、自分の欠点などを箇条書きにしました。
それで、自分がどこに向かっているのかをドラマの相関図のように、自分はどんな人に囲まれていて、どうなりたいのかを考えました。
さくらを演じるにあたって、(さくらのように)日々そうやって自分と格闘している人は目の前の事だけじゃなく自分ってどうなんだろうと照らし合わせている人間な気がして。この状況がさくらという役を深めてくれるような感じがあります。
――真矢さんが考える九十九さくらという女性はどんな女性ですか?
全てにおいて直線的な考え方をする女性ですね。いろんな人と交わることでだんだん走り方が変わってきたなって思います。お互いに成長していることがすごく見える作品です。
(台本の)ページをめくっていくと、「ここって盲点だな」と思うところがあるのですが、そこを盲点だと意識せずに自然な形で試していきたいなと思っております。とにかく私と一緒で模索している役です。
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