マロニー戦に臨む井上尚弥は、アメリカでの試合はスーパー・フライ級王者時代の3年前に経験しているが、ボクシングの聖地ともいわれるラスベガスは初登場となる。無観客ではあるが、試合はテレビを通じてアメリカや日本をはじめ世界中に放送され、井上にとってはさらなるアピールの場ともなる。
「ラスベガスに行くのも楽しみだし、ラスベガスでの調整もすごく楽しみにしています。高いモチベーションで試合に臨めると思います。基本的には日本と同じような気持ちでやろうかなと思っています。気をつけなければいけないのは食事面でしょうか」と話す。
約1年ぶりの試合だが、前戦で負った眼窩底(がんかてい)骨折や右目上の裂傷がその間に完治したため、肉体面でも不安のない状態で戦いに臨めるという。「ドネア戦同様、熱くなるような試合をお見せできるようにやるだけです」と気負った様子はない。
それでも「1ラウンドからエンジンをかける?」との問いには「もう絶対に倒しますよ!絶対に、はい。それだけの意気込みでラスベガスに行くので。結果は自分も楽しみにしています」と熱い答えが返ってきた。
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