「コールドケース3」第3弾ゲスト出演者発表! 赤楚衛二が女性を泣かせるキャンパスのスターに?
牧村美里役(現代) 山口紗弥加コメント
数日の撮影でしたが、へとへとで、気分も重たくて、こんなにも役を自宅に持ち帰るのは初めてかもしれないぐらい、何とも言えない時間を過ごしました。事件が解決しても、人の心や問題を解決するのはなかなか難しいことだなと強く感じました。
ただ、一見百合はドライな部分があるように見えて、羊さんが演じている百合だからこそ、心をこちら側に寄せてくださっているのがすごく伝わってきて、目を見ただけで演じながら涙が出てきてしまいました。
今回、尊敬する偉大な先輩方とご一緒できてすごく嬉しかったですし、現場の雰囲気も「なんていいチームなんだろう」と本当に思いました。
スタジオでも自然と羊さんを中心として皆さんが集まっていて。私も「あの中に入りたいなぁ、いいなぁ」と思っていました(笑)。でも新参者の私でも温かく迎え入れてくださって、本当に心地良かったです。
視聴者の皆様には、やはり未解決事件の奥にあるもの、そして百合さんが一歩踏み込んだその先にあるものを感じとっていただけたらと思います。
牧村美里役(25年前) 久保田紗友コメント
今回私は美里の過去のパートを演じさせていただきましたが、一人の人生を同じシーンで二人で演じるという経験は初めてでした。
年代は違いますが、自分以外の人が同じ役を演じている姿、山口さんのお芝居を見て、かなりプレッシャーもありましたし緊張もしましたが、美里という役を、山口さんと共有できたことがうれしかったですし、とても勉強になりました。
脚本を初めて読んだ時、自分にとっての挑戦だと感じました。現代の社会問題(レイプなど)を調べていると、女性の3人に1人がそういう性被害にあったり、トラウマを持っているという記事を読んでとても悲しくなり、その重みを役を通してでも自分が背負うことができるのかとすごく不安だったからです。
ですが、そういった問題を世間に伝えることで、作品のメッセージ性を受けとっていただけると信じて撮影に挑ませていただきました。視聴者の皆さんの心に作品や美里の想いが届くとうれしいです。
平山陽介役 赤楚衛二コメント
今回平山という役を演じながら、もちろん楽しい部分もあったのですが、ただ苦しいなという、常に二つの感情が入り混じっていました。ですが、無事撮影も終わったので平山君も成仏してくれたのではないかなと思います(笑)。
平山の最初の印象は最低な奴だなと思ったのですが、次第に平山がただフォローやアフターケアがド下手くそな、本当に何も考えてない奴なのではと思い始めてからは、不思議と彼に人間味を感じることもできました。もちろん、彼がしたことは悪いことなんですけど。
また、同世代の久保田さんとは初共演だったのですが、大胆さと繊細さを併せ持った女優さんだなと思いました。一緒にお仕事ができて楽しかったのですが、ほんとに後半に関しては怖かったですね(笑)。
今回自分の中では色々思い切って挑戦した役ですので、そこに注目していただきたいという思いはありますが、やはり物語のテーマや被害者の女性たちの気持ちの部分を見て、現代を生きるみなさんに何かを感じていただけたらと思います。
2020年12月5日(土)スタート
毎週夜10:00-終了時間未定
WOWOWプライムにて放送(※第1話無料放送)
https://www.wowow.co.jp/drama/original/coldcase3/
■「連続ドラマW コールドケース3~真実の扉~」特報映像 Part.2(30 秒)