安達桃子(有村架純)は、ホームセンターで働く27歳。高校3年生のときに両親を事故で亡くし、以来9年間、弟の和輝(高橋海人)、優輝(日向亘)、朝輝(南出凌嘉)を養うため、親戚の川上菊雄(光石研)の紹介で就職したホームセンターに勤めている。
店では、世間の風潮に倣い、例年なら盛り上がるはずの季節の飾りつけも控えめ。もうすぐ迎えるハロウィーンも、どこか物足りないまま終わろうとしていた。そんな店内の様子に寂しさを覚えた桃子は、思わず「クリスマスはドカンとやりたいですね」とポツリ。すると翌朝、桃子はチーフの市原日南子(小池栄子)からクリスマス企画のリーダーに任命され、早速、各フロアの責任者を集めてミーティングが行われることになる。
ミーティングには、配送部の吉岡真人(林遣都)の姿もあった。弁当屋で働く母・貴子(和久井映見)と二人暮らしの真人は、ほほ笑みを絶やさない好青年でありながら、ある理由から人と関わることが得意ではなかった。しかし、信頼する上司・高田悟志(藤木直人)の頼みを断れず、配送部代表としてミーティングに出席したのだ。そこで真人は初対面の桃子から、どんなクリスマスにしたいか意見を求められる。
公開された予告動画では、共に食卓を囲む弟たちへ「男は文句言わずに出されたもんを全部食べろ。分かった?」と、優しさを感じさせながらも、肝っ玉姉ちゃんらしく語り掛けている桃子の姿が。
また、真人と二人きりのシーンで桃子は、「吉岡さんみたいな人は、こう、バキバキした人と付き合ったりしたらいいんじゃないですかね。例えば私みたいな」とサバサバした口調で、真人を驚かせるせりふを放つ。
SNSなどでは、そんな桃子のキャラクターや、“傷”を抱えており、守ってあげたくなるような雰囲気の真人に注目が集まっている。さらに、桃子と和輝が同じ洋服を貸し借りして着ているようなシーンを発見したとの声もあり、桃子と真人の恋以外に、仲良しな桃子らきょうだいからも目が離せない。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)