s**t kingz・持田将史、朝ドラ出演で“盗みたい”ものとは?「いつかそんな遊び倒す役者になれたら…」<エール>

2020/10/21 08:15 配信

ドラマ インタビュー

持田将史初登場シーン!北村有起哉との掛け合いにも注目!(C)NHK


持田将史「干からびるくらい観察しています(笑)」


――持田さんは普段、ダンサーとして感情をダンスで表現される“無言芝居”の作品を多く演じられていますが、今回のようなドラマの作品でお芝居をされる上で、違いなどはあるのでしょうか。

最近、結構違うなということを感じ始めています。普段やっている“無言芝居”はコメディー要素が強いという事もあるのですが、せりふを動きで表すというよりは、リアクションで表現するので、わかりやすく、かつ笑えたり楽しいものをと考えて表現しています。ですが、映像だと自分の中では自然だと思って演じていても、人には自然には見えないんだなというのを感じました。なので、ドラマなどではリアクションなどを抑えるように意識しています。まだまだ手探りですが(笑)。

簡単なことは一つもなくて、役者さんって本当にすごいなと思いながら、日々勉強させていただてます。共演している皆さんから、ちょっとでも何か盗んでやろうと思って、話しかけたときのリアクションや言葉などを、その人が干からびるくらい観察しています(笑)。

――その観察されていた中で、何か「盗みたい!」と思ったことはありますか?

たくさんありますが…。今回の「エール」の現場では、北村さんが、アドリブなども交えてとても自由に演じてらっしゃっていたのが印象的でした。そのおかげで僕も初田として存在することができて、演じていてとても楽しかったんです!

アクションがコミカルで、せりふがないところでも、そのキャラクターを強めるようなお芝居をされていて…傍にいて本当にすごい俳優さんなのだなと思いました。僕も一緒にお芝居する相手の人が楽しいなとか気持ちいなと思えるような役者になれたら、作品やそのシーンがとても良いものになるんだろうなと感じました。まだ、どうしたらそういう俳優になれるかというのは、分かっていないのですが(笑)。

――ダンスでもアドリブを交えることもあると思うのですが、やはりお芝居でのアドリブとは違いますか?

踊っているときは色んなこと平気でできるんですけどね(笑)。なので、演技も踊っているときのようにアドリブができたらいいなと思っています。やはり、今はまだ勉強させていただいているので、そんなに自由に「いぇーい!」みたいなことはできていないですね(笑)。いつかそんな遊び倒す役者になれたらいいなと思います。

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