毎週水曜夜9時から放送中の「相棒season19」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)。10月14日放送の初回拡大スペシャル「プレゼンス」で初登場した篠原ゆき子演じる女性警察官・出雲麗音が、このたび捜査一課のメンバーに正式加入することが決定した。シリーズ冒頭で交通機動隊から捜査一課に異動し、その去就が注目されていた麗音は、「相棒」史上初めて“捜査一課の女性刑事”としてレギュラーキャストに名を連ねることとなる。
警視庁交通機動隊(俗に言う“白バイ隊員”)として職務に励んでいた麗音はある日、仮想国家「ネオ・ジパング」に関連した事件に巻き込まれ、銃撃を受けて瀕死の重傷を負う。なんとか一命は取り留めるものの、交通機動隊への復帰は困難と見なされ、異動に。本人の希望、そして警視庁の上層部の“意向”も反映され、異例ながら捜査一課へと配属されてくる。
“男社会”である捜査一課に女性が加入してくることに、内村刑事部長(片桐竜次)をはじめとした面々は苦い表情。伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)両刑事に、暗にいびるように命じたり、さっそく芹沢が麗音をパシリに使ったりと簡単には歓迎ムードとならない様子が描かれた。
しかし持ち前の勝ち気な性格で伊丹、芹沢らの嫌味もかわしてきた麗音。第2話ラストでは「ネオ・ジパング」に絡んだ事件もひとまずは解決を迎え、自身を襲撃した犯人とその動機も無事判明した。
第1話、第2話では謎に満ちた部分も多かった麗音だが、今後も「相棒」にレギュラー出演していくことが決定。捜査一課の刑事として伊丹と芹沢のみならず、「特命係」の杉下右京(水谷豊)、冠城亘(反町隆史)との関わりも描かれていくことになる。
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