捜査一課の紅一点、篠原ゆき子演じる元白バイ隊員・出雲麗音が「相棒」新レギュラーに!

2020/10/21 22:10 配信

ドラマ

レギュラーキャストに名を連ねることになった篠原ゆき子演じる女性警察官・出雲麗音(C)テレビ朝日

出雲麗音役・篠原ゆき子 コメント


――「相棒」へのレギュラー出演が決まったときの心境はいかがでしたか?

電話で聞いた後しばらくは、「?? 相棒ってあの相棒?」と事態が把握できず、15分後に「あの相棒にレギュラー出演!?」とやっと事態を把握し、うれしく思った30分後には早くも緊張で手が震えていました。

両親もとても喜んでくれましたし、「相棒」の大ファンである小4のおいっ子が、あからさまに私に優しくなったのも面白かったです。

――出雲麗音という役柄については、どのように感じられますか?

胸に弾痕という、人に言えないコンプレックスを持っているからこその繊細さと、それが与えてくれた弱者側に対する優しさ、そして新入りだからこそのパワフルさもあるのかなと思います。

交通課から捜査一課に異例の異動というのは、いきなり「相棒」にレギュラー出演させていただくことになった今の私の状況と似ているので、共にもがいて、共に成長していきたいです。

――これまで「相棒」に抱いていた印象や、ご自身の思い出、お好きなエピソードなどはありますか?

祖母の家に行くと99%「相棒」の再放送がテレビに映し出されていて、それをみんなで観たのを覚えています。「やっぱりこの人が犯人じゃない?」とか「あ、違うわ、やっぱりこの人だわ!」という祖母の副音声付きで、何だか愉快な時間でした。

好きなエピソードを選ぶのは難しいですが、season16最終話の「容疑者六人〜アンユージュアル・サスペクツ」はレギュラー陣6人が容疑者という、まさかの話でワクワクしたし、笑いました。

season17初回の「ボディ」も、家族内で泥仕合して追い詰められていくのが滑稽で面白かったです。

――水谷さん、反町さんとの共演はいかがですか?

水谷さんは右京さんのように天才的な方な気がします。 やっぱり最初はすごく緊張して、特に初日はまともに目も合わせられませんでした。

でも、私が緊張と力不足でNGばかり出してしまった時も「大丈夫、大丈夫」と小さい声で声をかけてくださったり、やっとOKテイクが撮れた時は「おっけ〜い♪」と少しおどけた声で肩をポンと叩いて下さったりしました。

シーンで共演しないゲスト出演の方にも毎回「〜役の方ですね、よろしくお願いします。」と丁寧にご挨拶されています。そういう風に、「相棒」ワールドを作りあげる時間を、一人一人がとにかく楽しんでほしいという水谷さんの思いが伝わってくるにつれて、私も安心感に包まれて落ち着いてきました。

緊張は徐々にとけてきましたが、日を重ねるほどに水谷さんの偉大さが身に染みています。

反町さんは、天性のカリスマ性や才能の影で、実は他人には見せない努力をものすごくされてるのではないかと思います。カットの声がかかった後に、優しい目でうなずいてくださり、その瞬間すごくホッとしたのを覚えています。

あと、普段カッコいい反町さんの、おちゃめな一面も発見してうれしくなりました。先日、待ち時間に水谷さんの椅子に差し入れのお菓子を反町さんが2つ置いていって、そのあと水谷さんがそれを目にして不思議そうにしてたので「反町さんが置いていかれましたよ」と言ったら、「ソリは自分が2つ食べたいときは僕にも無理やり2つ食べさせようとしてくるんだよな〜」といたずらそうに笑いながら言っていて、それが本当の相棒みたいで面白かったです。

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