西野亮廣、窪田正孝や芦田愛菜とプチ文通「現場でお礼を言うのは恥ずかしくて(笑)」
窪田「最初に演じた声はちょっとおじいちゃんっぽかった(笑)」
さらにそれぞれの役柄を演じるに当たって苦労した点を聞かれ、窪田は「収録の前に西野さんとお話をさせていただいたときに『プペルはどんな声を出すのか、そこはやりながら一緒に考えていきましょう』って優しく言ってくださって。最初にやってみたら、ちょっとおじいちゃんっぽくなっちゃったんですよ(笑)。後半は愛菜ちゃんと一緒に演じたんですけど、やっぱりプペルにとっての存在が全てだなと思って。ルビッチによってプペルが形成されていくという感じを意識してやらせていただきました」とコメント。
それを受けて西野は「こちらからの指示はなかったんですよ。ゴミ人間の声って、だれも知らないじゃないですか(笑)。僕らも答えが分かってないし、探りながらやるしかない。声を探るくらいで1日終わるかなと思ってたんですけど、最初のおじいちゃんみたいなしゃべり方の後に『別パターンもいただけますか』ってお願いしたら、もうそれしかないよね!っていうほどの原形が完成されてて、すごいなと思いました」と称賛した。
芦田は「最初は男の子の声って聞いて、どうやったらいいんだろうって思ったし、たぶん自分より年下だと思ったので少し幼くしたほうがいいのかなと思ったりしてました。でも、現場に行ったら西野さんや監督から『そのまんまの声でいいよ』って言われて、それで安心して役に入れるようになりましたね。あとは窪田さんのおかげでプペルとルビッチがだんだん友だちになっていく気持ちに感情移入して演じられたなと思います」と語った。
続いて、西野との交流について聞かれた窪田は「撮影が終わった後にマネージャーさん経由で長文の手紙をいただいたんですよ。僕を選んでくださった理由だったり…。本当は現場でもっと話したかったけど、こういう状況なのでブースに入ったりできなかったって言われて『僕も同じことを思ってました』なんて長文をお返しして、プチ文通しました(笑)」というエピソードを披露。
それを聞いた西野は「本当に二人にはいい仕事をしていただいたんですけど、これはちゃんとお礼を伝えなきゃいけないなって思ったんですよ。現場ではちょっと恥ずかしくて言えなかったので…」と照れ笑いを見せた。
映画「えんとつ町のプペル」
12月25日(金)より全国公開
声の出演=窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子、藤森慎吾、野間口徹、
伊藤沙莉、宮根誠司、大平祥生(JO1)、飯尾和樹(ずん)、山内圭哉/國村隼
製作総指揮・原作・脚本=西野亮廣
監督=廣田裕介
▼公式サイト
poupelle.com