広瀬すずがCA役に初挑戦 2021年春放送の「エアガール」でテレ朝ドラマ初主演が決定
広瀬すずが2021年春放送のスペシャルドラマ「エアガール」でテレビ朝日ドラマ初主演、自身初のキャビンアテンダント役を務めることが決定した。物語の舞台は第2次世界大戦後の昭和。広瀬はヒロイン・佐野小鞠(さの・こまり)を演じ、パイロットを夢見ながらも「空を飛んでみたい!」という一心で、当時最先端の仕事であった“エアガール”として奮闘する小鞠の姿を、パイロット志望の青年との淡い恋物語も交えながら、史実をベースに描いていく。
脚本はドラマ「リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜」(2018年テレビ朝日系)や映画「テルマエ・ロマエII」(2014年)の橋本裕志氏、演出は「松本清張ドラマスペシャル・三億円事件」(2014年)、「やすらぎの郷」(2017年)、「やすらぎの刻~道」(2019~2020年、全てテレビ朝日系)などの藤田明二氏が担当。主人公だけでなく、日本人の手で航空事業を立ち上げ、日本の空を取り戻そうという、壮大なミッションに挑んだ男たちの熱き戦いも紡いでいく。
戦後初のキャビンアテンダントを演じる広瀬は、劇中ではレトロビューティーなエアガールの制服を着用。「身に着けただけでちょっと気取ってしまうような(笑)、モチベーションが高まるユニフォーム。衣装合わせで着てみたとき、役柄のイメージが広がったので、すごく安心しました」と語った。
また、「激動の時代を駆け抜けたさまざまな人たちの感情が織り交ぜられていて、とても複雑で深いストーリーなのですが、それらをポップなシーンを交えて描きだしています。日本にもかつてこんな物語があったんだと、知ってもらえる機会になったらうれしい」と見どころを明かした。