'10年の7月~10月にテレビ東京系で放送されたドラマの劇場版「モテキ」の初日舞台あいさつが9月23日、都内で行われ、森山未來、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子と、大根仁監督が登場した。
同作は、久保ミツロウ原作の人気コミックが原作のラブ・コメディー。お金も夢も彼女もいない、31歳のさえないダメ男・幸世(森山)が、突然訪れた“モテ期”によって、4人の美女に翻弄(ほんろう)される姿を描いており、原作者の久保がドラマ版の1年後を舞台に書き下ろしたオリジナルストーリーとなっている。
森山は、2年間にわたって演じてきた幸世というキャラクターについて「これですっぱり縁が切れたらいいですね。いつも暗くて、もんもんとしていて、とんでもなく自分勝手な奴ですから。自分で演じたのに、こんなに思い入れのないキャラは初めてです。このまま封印してしまいたい(笑)」と、意外な感想を語って笑いを誘った。
続く女優陣は、自身の考える“モテテク”を発表することに。雑誌編集者・松尾みゆきを演じた長澤は「やっぱり笑顔でいることですね。いつも笑顔の人とは一緒にいて楽しいし、元気になりますから」とコメント。
恋にまっすぐな清楚系美人OL・桝元るみ子役の麻生は「私が演じたのは、ちょっと暗い、重たい感じのキャラだから、“モテテク”もあまり参考にならないかも…」と断りを入れながら「とにかく、恋に積極的な姿勢でいることが大事ですね。それと素直な性格でいることも大切です」と答えた。
秘密だらけの美女・愛を演じた仲は「いつもスカートを履いて、おしゃれに気を使っているような、女性らしいマメさのある人がモテるんじゃないでしょうか。私は全然やらないので、まったくモテないんですけど(笑)」と、少々自虐的にコメント。
毒舌&ドSな幸世の先輩社員・唐木素子役の真木は「横で見ていて思ったけど、やっぱりまさみちゃんのようなすてきな笑顔ができる人はモテますよ。逆に、私が演じたようなSキャラは、男性にドン引きされるだろうから、こうならないように注意したほうが良いですね(笑)」と、長澤をベタ褒めした。
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