前田敦子がお母さんに思いをはせて涙…
丸美屋食品工業株式会社は、「家族のお茶漬け」シリーズの新TVCMの製作開始を発表した。CMのイメージキャラクターを務めるのは、AKB48の前田敦子。前田は一人暮らしの女子大生役を演じる。
CMのテーマは“家族の温かさ”。前田は、携帯電話の留守電メッセージを聞きながら帰宅する。声の主は遠く離れて暮らすお母さん。玄関先にはお母さんからの宅配便が届いており、箱を開けると中には家族のお茶漬けが入っていた。お母さんの温かさに思わずほほ笑む前田。早速ご飯の上に開けて、お湯を注いで食べ始める。お母さんのメッセージを思い出し「分かってるよ」とつぶやくものの、急に涙があふれてくるというストーリーだ。
お茶漬けを食べるシーンでは、前田ははしの持ち方など細部にわたって監督と話し合った。順調に撮影をこなしていったが、涙を流すシーンでは、それまでの和やかな雰囲気が一変。空気が変わってスタジオには緊張感が漂った。前田は本当のお母さんのことを思い浮かべて、役を演じきった。
「緊張しました。でももし自分がAKBでもなくアイドルでもなかったら…という気持ちで“前田敦子”を演じたので楽しかったです」と撮影の感想を語った。「本当に大切で、憧れで、友達みたいな存在。お母さんと遊びに行くこともあります。一人になったとき、お母さんって大切だなと思います」と自身のお母さんに対する思いを告白。また、AKBの中でお母さんっぽい存在の人は?の問いに「たかみな(高橋みなみ)ですね。一番いろいろと心配してくれる。でも心配する目線がお母さんというよりお父さんみたい」と周囲を笑わせた。
「家族のお茶漬け」シリーズ新TVCM
2011年10月より全国放映