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WOWOW開局20周年記念ドラマで仲代達矢が命がけの熱演!?

2011/11/22 14:21

会見に登場した高杉真宙、仲代達矢、脚本家の倉本聰、八千草薫、演出の雨宮望(写真左から)
会見に登場した高杉真宙、仲代達矢、脚本家の倉本聰、八千草薫、演出の雨宮望(写真左から)

WOWOWで2012年1月1日(日)に放送されるドラマ「ドラマWスペシャル 倉本聰『學』」の制作発表会見が11月21日、都内で行われ、仲代達矢、高杉真宙、八千草薫と脚本を手がけた倉本聰、演出の雨宮望が登場した。

同作品は倉本のオリジナル脚本。パソコンだけを友達に暮らしていた學(高杉)はある日、自分のパソコンを勝手にさわった少女に激昂し殺害。事件を境に心を閉ざすようになった學を見かねた祖父の信一(仲代)は學を連れ、カナダ・ロッキー山脈へ生きることの原点を見出す旅に出るというストーリー。

長期にわたる撮影で大変だったことを聞かれると仲代は「僕というより、高杉くんはよくもまあ15歳で監督の過酷な要求に対して頑張ったね、という感じですね。愚痴の一つもこぼさなかった」と高杉を絶賛。それに対し高杉は「北海道もカナダも一人で行って不安だったんですけど、スタッフの皆さんやキャストの方々に優しくしてもらって厳しい撮影を乗り越えられたと思います」と感想を述べると演出の雨宮から「おまえさ、俺だけみたいじゃん、厳しいの(笑)」とツっこまれる一幕も。また、學の祖母・かやを演じた八千草は倉本の作品について「倉本さんの作品はどの人物もみんなちょっと滑稽って言ったら変ですけども、なんかおかしいというか、かわいいというか、そういう魅力があって。どんなに重い役でもその人の内側に隠されている明るい部分を感じるんですね。そこが好きです」と倉本作品の魅力を語った。

最後に約20年前には完成していたというこの作品を書いたきっかけを訪ねられた倉本は「当時『北の国から』を書いていたんですが、『北の国から』のネガティブバージョンといいますか、違った視点から今の若者のことを書いてみたくて。特にそのころ子供の社会にまでコンピューターが入り込み始めて、少年犯罪も増えていたし、若者が崩壊していくような気がしたのでそれを書いてみたかったんです」と話し、「作品に言いたいことはすべて込めたのでぜひ見ていただけたら」と作品をアピールした。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

WOWOW開局20周年記念番組
「ドラマWスペシャル 倉本聰學」
2012年1月1日(日)夜8.00-10.00
WOWOWプライム

画像一覧
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  • 会見に登場した高杉真宙、仲代達矢、脚本家の倉本聰、八千草薫、演出の雨宮望(写真左から)
  • 【写真】「こんな素晴らしい作品がずっとお蔵入りされていたのはもったいない」と仲代
  • 高杉はヘビを食べた感想を聞かれると「鶏のささみみたいでした(笑)」
  • 八千草は「とても料理のしがいのある女優さん」と倉本
  • ドラマ初挑戦となる高杉に仲代は「俳優なんてやらないほうがいい(笑)。大学行って、子供2人ぐらい生んでって人生もあるよ(笑)」とアドバイス!?
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