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「SKET DANCE」新テーマ曲を歌うGACKT が語る「もっと自由を表現したい」

2011/12/01 03:12

「SKET DANCE」の新オープニング曲がいよいよCDリリース!
「SKET DANCE」の新オープニング曲がいよいよCDリリース!

テレビ東京系で放送中のアニメ「SKET DANCE」。GACKTが歌う新オープニング曲「Graffiti」が、11月30日にリリースされた。GACKTはこのアニメの7月放送分でビジュアル系バンド「JardiN(ジャルダン)」のボーカル・ダンテの声優にも挑戦しており、作中で披露した曲「生きとし生けるすべてに告ぐ」もカップリングとして収録されている。今回、シングルをリリースしたGACKTにインタビューし、曲に込めた想いを聞いた。

――「SKET DANCE」のテーマ曲を歌うことになったと聞いて、どう思いましたか?

「SKET DANCE」のマンガを読んでみて、面白いって思ったんだ。「キャラクターのダンテはGACKTさんをイメージして描いてるんですよ」って言われて、実はこのダンテがビジュアル系バンドをやっていて歌を歌いますって言うから、「ダンテの声優を僕がやろうか?」って言ったんだ。やるんだったら(声優も主題歌も)全部一緒にやろうと思って。

――新曲「Graffiti」はどのように作られましたか?

「Graffiti」は「生きとし生けるすべてに告ぐ」とは全然違って、一回レコーディングしたけど、でき上がったものが気に入らなくて、一度壊してもう一回一から録り直したんだ。届けなければいけない自由なメッセージが表現できてないと思ったから。逆にもっと音程を崩してもっと自由に歌いたい、もっと自由に表現したいと思って、そっちの方が時間がかかったかな。

――大人になっても自由でいられるということがテーマでしたね。

よく子供たちが大人になると自由がなくなるとか言うけど、そうじゃない。子供のころは自由だって思っても、その自由はすごく小さな自由なんだよ。そこには本来責任っていうのも存在しうるんだけど、責任が小さいからみんな見えてない。ところが大人になってから大きな自由を手に入れたとき、必ず大きな責任の存在に気付く。その責任を取りたくないってなると、自由そのものをどんどん縮小してしまうんだ。でも実際はそうじゃなくて、もともと自由っていうのは責任と常にペアで存在しているもので、その責任をしっかり背負って遂行できるだけの自分の器があれば、常に自由でいられるんだよ。それが大人になるってこと。だから僕は常に自由に生きている。

――歌詞の中に「変わったら自分じゃなくなること」というフレーズがありますが、GACKTさんにとってそれは何ですか?

信念をつらぬく強さ。あと、何事に対しても本気で命を懸けること。僕は遊びでも仕事でも命を懸けるからさ。自分が決めたことや自分がやらなくちゃいけないと思ったことは必ずやり通すって決めてる。自分が意思を貫く強さ、決意だよね。それは絶対自分の中では変えちゃいけないことだと思ってやっている。

テーマ曲を歌う話が先だったが、まずは声優として「SKET DANCE」に接点を持ったGACKT。アニメには今後も登場があるようだが、声優に挑戦したときの想いも語った。

――声優を担当して大変だったことはありましたか?

まず言われたのが、「ダンテは“スーパー高校生”っていう設定なんです」っていうこと。本当にそのスーパー高校生を表現するということで歌を録ったんだ。「生きとし生けるすべてに告ぐ」は、こんな高校生絶対いないよっていう楽曲を作ろうと思ってレコーディングしていった。

――確かに高校生がこんなにうまくは歌えないだろうという印象でした。

そう。だから僕もこんな高校生いないからねって言ったよ(苦笑)。自分の中でイメージはできていたから、歌は3回しか歌ってないんだ。これ以上やると、うますぎてスーパー高校生の枠を超えてしまうからね(笑)。

――「SKET DANCE」のアニメの魅力はどこにあると思いますか?

アニメ自体がものすごいテンポ感で進行していて、すごくこだわって作られてるんだ。収録のテンポ感を大事にしているアニメなんで、実際に声優陣がマイクスタンドのところに立って、入れ替わり立ち替わり自分の出番がくると、ものすごい勢いでセリフをどんどんキャッチボールしていく。お互いのセリフがかぶってもいいから、どんどん異常なくらいのテンポ感で録っていくっていう現場は見ているだけでも楽しかったよ。

――そのテンポ感がアニメの魅力につながっているんですね。

そうだと思うよ。あれはこのアニメならではのテンポ感だと思うし、それを狙ってる監督はさすがだなと思う。

――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

このアニメ独特のテンポ感と話の展開の仕方があるから、他のアニメではなかなか手に入れられない面白さが存在してる。原作も面白いし、アニメも面白いから両方を十分楽しんでもらえればいいかな。ダンテはあくまでもスパイスだら。スパイスとして存在しているキャラクターを愛してもらえれたらうれしいね。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「SKET DANCE」
毎週木曜夜6:00-6:30 テレビ東京系にて放送

公式サイト
http://sketdance.jp/

GACKT
シングル「Graffiti」
11月30日発売
【シングル+DVD】1890円【シングルのみ】 1260円
エイベックス・エンタテインメント

画像一覧
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  • 「SKET DANCE」の新オープニング曲がいよいよCDリリース!
  • 【写真】「だから僕は常に自由に生きている」GACKTの生きざまを垣間見る瞬間も
  • 声優に挑戦した時のことを楽しそうに、かつ熱く語るGACKT
  • “スーパー高校生”を演じることになったのは、実は本人の提案だった
  • 「SKET DANCE」への“ダンテ”としての出演は、今後もありそうなことをにおわせた
  • 「原作も面白いし、アニメも面白いから両方を十分楽しんでもらえればいいかな」
  • 「Graffiti」CDジャケット
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