谷村新司、高見沢俊彦が共同制作した楽曲を世代を超えたアーティストたちが披露!!

芸能一般

2011/12/08 17:05

「僕たちにはいつも音楽があった～時代を超えて…歌い継ぎたいメロディー～」編に出演する、高見沢俊彦、谷村新司、坂本冬美、松浦亜弥、手嶌葵（写真左から）

BS民放5局(BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ)は、5局共同特別番組「TASUKI・つながる想い」の制作発表を川崎市内にて開催した。会場にはBSジャパンで'12年1月2日（月）に放送される「僕たちにはいつも音楽があった～時代を超えて…歌い継ぎたいメロディー～」編に出演する谷村新司、坂本冬美、松浦亜弥、手嶌葵、高見沢俊彦が登壇し、この番組のために谷村と高見沢が共同制作したオリジナル楽曲「天使の伝言～TASUKI～」を披露した。

同番組は、12月31日（土）を除く、'11年12月29日(木)から'12年1月3日(火)まで放送される特別企画で、時代から時代、人から人、そして心から心へとつながる“TASUKI”をテーマに、それぞれの“TASUKI”に託された夢や希望、そして「つながる想い」に迫るヒューマン・ドキュメンタリー。俳優・向井理が日本サッカーを支えてきた先人たちの歴史を紹介するほか、女優・石原さとみが水の都・ベネチアを訪れ、伝統を後世につなげようとする人々に迫るなど、それぞれの番組で、「つながる想い」に触れる。

今回の“TASUKI”というテーマに対して谷村は「“TASUKI”って“助ける”という言葉とつながっている言葉なので、それぞれの人の心に響く、すごく大切な言葉だと思います」と番組テーマに共感した。また、オリジナル楽曲に関して「テーマ曲と聞いたときに、世代を超えた人と一緒に作りたいと思っていました。それで、今まであまりにも近くにいすぎて、一緒に曲を作るっていう発想すらなかったのですが、高見沢しかいないと思い作曲・編曲を依頼しました」と語り、高見沢は「依頼されたときはびっくりしました。正直僕でいいのかなと思いました。でも断れるわけないじゃないですか(笑)」と大先輩を前に緊張した様子。

また、幅広い世代のアーティストと共演することになった手嶌は「とても緊張します。谷村さんの歌声を横で聴かせていただいていると包み込んでいただいているような気持ちになって安心します。でもどこかで緊張しながらすごくいい状態の中で歌うことができるので、楽しいです」と共演を喜んだ。松浦は「この曲を初めて聞いたときに、すごく谷村さんぽくもあり、高見沢さんぽくもあって、歌っていると2人にはさまれているような気分になりました。すごく元気の出る曲だと思います」と語った。

デビュー25周年を迎えた坂本は「色んな意味で考え深い一年で、たくさんの仕事をいただいて、とても充実した一年でした。'11年は震災以降、歌に対する思いがすごく強くなったと思いますし、歌うことの意味を考えた一年でした。'12年もその思いをつなげていけるように、頑張りたいです」と語り、松浦は「'11年はより歌が好きになった一年でした。少し歌うことを休んでいたのですが、また歌いたいと思う気持ちが盛り上がってきました。'12年は皆さんに笑顔になってもらえるような歌を歌いたいです」と抱負を語った。

最後に谷村は「世代を超えた温かい心を持ったアーティストが一つになって、番組を作ろうとリハーサルを重ねました。世代を超えたアーティストたちが、伝えていきたいと思った歌です。たくさんの歌のプレゼントをみなさんに届けたいです」と視聴者にメッセージを送った。