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堤真一、花嫁の父の心境は役作り一切不要!?

2011/12/10 09:00

映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」の完成披露舞台あいさつに出席した山崎貴監督、須賀健太、吉岡秀隆、堤真一、小清水一揮、もたいまさこ、小雪、薬師丸ひろ子、堀北真希(写真左上段から)
映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」の完成披露舞台あいさつに出席した山崎貴監督、須賀健太、吉岡秀隆、堤真一、小清水一揮、もたいまさこ、小雪、薬師丸ひろ子、堀北真希(写真左上段から)

2012年1月21日(土)から公開される映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」の完成披露舞台あいさつが12月8日、都内で行われ、吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮、山崎貴監督が登壇した。本作は西岸良平の人気コミックを映画化したシリーズ第3弾。前作から5年後の1964年(昭和39年)、オリンピック開催に沸く東京の下町を舞台に、個性豊かな住民たちが人情ドラマを繰り広げる。

登壇者の中でもひときわ注目を集めたのは吉岡演じる小説家の茶川を献身的に支える妻・ヒロミ役の小雪。今回ヒロミは臨月という設定だが、小雪本人も現在妊娠9カ月。「疑似体験させていただき、この作品にすごく縁を感じてます。不思議な感覚ですが、自分以外のものを守ろうとする気持ちは自然と芽生えていきました。」と、ママとしての顔を垣間見せた。また、堀北演じる六子が結婚するという場面では親代わりの鈴木夫妻役の堤と薬師丸も疑似体験をしたようで、「8年前から彼女を見ているから、脚本の段階から駄目でした。彼女の横の男を見ただけで怒りはふつふつと湧いてきて、何の役作りもしなくて良かったです」と堤が暴露すると薬師丸は「喜びというよりも悲しみに堪えて送り出しました」と、それぞれ花嫁の父母の心境を語った。前2作から引き続きメガホンを取った山崎監督は、撮影の終盤に起こったという東日本大震災について触れ、「撮影を続けて良いのか悩みましたが、この作品がこの時期を選んで生まれてきたような映画になっている気がします。本当の幸せって何だろうかと考え直すきっかけになるような作品だと思います」と作品への思いを語り、締めくくった。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」
2012年1月21日(土)より公開

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  • 映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」の完成披露舞台あいさつに出席した山崎貴監督、須賀健太、吉岡秀隆、堤真一、小清水一揮、もたいまさこ、小雪、薬師丸ひろ子、堀北真希(写真左上段から)
  • 【写真】これが産休前の最後の公の場となった小雪
  • 実の親子のように仲のよい堤、薬師丸、堀北
  • 1作目は13回も劇場に見に行ったという吉岡
  • 観客として会場に来ていたBUMP OF CHIKENは本作の主題歌「グッドラック」を手がけた
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