リアルなサッカーアニメ「エリアの騎士」の魅力とは!? 主題歌アーティストも決定！
テレビ朝日で、'12年1月7日（土）にスタートする新アニメ「エリアの騎士」で、主人公の逢沢駆（あいざわ・かける）を演じる三瓶由布子、その兄・傑（すぐる）役の福山潤、2人の幼なじみ・美島奈々役の伊藤静がアフレコ収録後に囲み会見を行い、意気込みなどを語った。また、同作の主題歌がロックバンド・S.R.Sの「ハイヤーグラウンド」に決定した。情感に満ちた躍動感あふれるサウンドで、アニメを盛り上げる。
同作は、'11年12月現在で単行本28巻を発行、累計650万部を突破した大人気サッカー漫画が原作。少年たちが中学・高校のサッカー部での活動を通じ、全国大会、さらにはその先の世界を目指す成長物語。主人公の駆、兄の傑、幼なじみのサッカー少女・奈々をはじめ、チームの仲間たち、他校のライバル、世界的プレーヤーなど、駆とその周りを取り巻く人物たちは全力で青春と向き合い、まばゆい輝きを放っている。駆と傑の強い絆や、温かく見守る家族愛、仲間やライバルたちとの友情、そして淡い恋心など、それらのエッセンスが物語に盛り込まれている。いわゆる“超人的プレーヤーの活躍”や“荒唐無稽な必殺技”のような現実離れした見せ場はないものの、あくまで現実の延長線上としての“ファンタジックなプレー”をリアルに描いている。
主人公・駆の声を担当する三瓶は「駆はお兄さんに対するコンプレックスとか、スタートが後ろ向きなのかなというのがありまして、中学生らしい葛藤とか、徐々に成長していく姿を演じていければと思っています。お兄ちゃんのことは好きなんですけど、“日本サッカー界の至宝”ということもあり、存在が大きすぎてプレッシャーも感じているんですね。あまり中学生で感じることがない重圧だとは思うんですが、（兄を演じる）福山さんの存在の大きさを感じつつ、そんな気持ちを大切に演じたいと思います」を笑顔で意気込みを語った。
従来のサッカーアニメとの違いについて、傑役の福山は「僕らが小学校のころに熱中していたサッカーアニメは、主人公が“スーパーマン”というのが多かったんですね。すごいシュートが打てるとか分かりやすい部分が多かったのが、最近では実際のサッカーの戦略とかを取り入れて描かれているものが多くなっている。このアニメはそれもありつつ、兄弟間の人間ドラマもあるんです。そこはドラマとしても、サッカーアニメとしてもすごく楽しめる作品だと思いました」と分析した。
また、アフレコで印象に残ったシーンについて、奈々役の伊藤は「チームメイトとかが楽しい人たちが多くて『この人、中学生？』みたいな人も多いんです。例えば、キャプテンがものすごく貫録があって、衝撃を受けました（笑）。そんな個性的なメンバーを傑がうまくまとめていて、それも見ていて楽しいなと思いますね」と明かした。
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'12年1月7日（土）スタート
毎週土曜朝6.00－6.30 テレビ朝日で放送
