脚本家・演出家の福原充則と俳優・富岡晃一郎がベッド&メイキングスを旗揚げ。福原は、舞台「美男( イケメン)ですね」(’11年)、映画「琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ」(’11年)、ドラマ「ティーンコート」(日本テレビ系)など舞台のみならず映像も多数手掛けている。富岡は阿佐ヶ谷スパイダース作品への出演ほか、小劇場から商業演劇まで幅広く活躍中。そんな二人がタッグを組んで、最初に上演するのは「墓場、女子高生」。
今回の公演のきっかけを富岡は、「福原くんと一緒になにかやろうと三年前に企てていたことが、いま、劇団という形で、実現しました」と語る。さらに、「信頼のおける旧知の女優さんたちにお願いしたのと、オーディションを開催したら想像を上回る豪華な顔ぶれの方たちが集まってくださいました。皆さんさすがに一筋縄ではいかない魅力があります。焦りますね」とキャスティングの段階から、気合が入っていたもよう。一方、福原は、「墓場で跳ね回る女子高生達が見どころです。実年齢19歳~34歳と幅の広い女子高生達が生を謳歌する、死にまつわる話です」と作品のポイントを。女性だらけの稽古場では、「休憩室から『○○タイプだよ、福原君は』って声が聞こえてきて、『俺、タイプ分けされてる!』って思いまして。稽古場にいる男性陣は、点数つけられてランク付けされジャンル分けされているのだなぁ…、と」と、女性のパワーを実感したようだ。
実際、安藤聖、吉本菜穂子、町田マリー、松本まりか、岩本幸子らパワーはもちろん個性あふれる女優陣が勢ぞろい! 墓場を舞台に、生き返ってしまった女子高生と生き返らせてしまった女子高生たちが繰り広げる死者との決別を描く。
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