桐谷美玲が「監督はドS」と告白
映画「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」の初日舞台あいさつが2月4日、都内で行われ、林遣都、桐谷美玲、山田孝之、城田優、片瀬那奈、安倍なつみ、有坂来瞳、駿河太郎、平沼紀久、末岡拓人、益子雷翔、井上和香、上川隆也らキャスト陣と飯塚健監督が登壇した。
本作は、中村光の同名人気コミックを実写映画化して話題となったTVドラマ('11年TBS系)の劇場版。大企業の御曹司として父親の言いなりになって生きてきた青年が、荒川の河川敷で暮らす奇妙な住人たちとの交流を通して成長していく姿を描く。
主人公の御曹司リク役の林は、「この映画は、僕の20歳の1年間を丸ごと詰め込んだ、とても思い出深い作品です。本当に面白い人たちとたくさん出会えて、感謝の気持ちでいっぱいです」と、作品に対する熱い思いを語った。一方、自称・金星人の美少女ニノを演じた桐谷は、撮影時の思い出について聞かれ、「ニノが全力疾走するシーンがあるんですけど、監督がドSなので何回もやり直しをさせられて。私は体力があまりない方なので、あの時ばかりはくじけそうになりました」と、裏話を披露した。
イベントの後半には、本作のキャッチフレーズ“宝物はきっと、ここにある”にちなみ、登壇者がそれぞれ大切にしている宝物を発表。“家族”や“友人”など、模範的な回答が続く中、山田は白紙のパネルを取り出し、「ここに書かれているものが僕の宝物です。見える人には見えるはずです」と意表を突くコメント。客席から「答えはロックンロールじゃないの?」との声が上がると、「今、答えた人、あなたはうそつきです。でもロックだぜ!」と、自身の演じた元売れっ子ミュージシャン・星のせりふで返答し、会場は大盛り上がりとなった。
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