日本テレビ系の4月期水曜ドラマ「クレオパトラな女たち」に、佐藤隆太が主演することが分かった。
都会の美容外科クリニックを舞台に、無口で無骨、そして女性嫌いの若手医師が、「美」を通じて女性の本音に迫っていくヒューマンコメディー。佐藤は、その無口で無骨だか腕のいい形成外科医・岸峯太郎を演じる。ほか、佐藤演じる主人公をめぐる出演者には、稲森いずみ、北乃きい、綾野剛、三浦翔平、余貴美子といった旬の役者&実力派が名を連ねる。脚本は、近作「セカンドバージン」('10年、NHK総合など)や「蜜の味~A Taste Of Honey~」「鈴子の恋」(共にフジ系)で男女のディープな恋愛模様を描いてきた大石静が担当。コメディー作と言いつつも、繊細な男女の心理描写の妙が期待される。
これまでのイメージを覆す役を演じる佐藤は「自分にとって、新しい挑戦ができる役をいただき、また、その期待に応えられるよう精一杯演じます。また、タイトルからもご想像いただける通り、豪華な女優さんたちとの共演ということで、今から楽しみです」とコメント。佐藤起用理由について、担当プロデューサーの山本由緒氏は「主人公が受身と決まっていたので、これまで熱血キャラを演じてきた佐藤さんの新しい一面が見てみたいと思いました。女性だらけの美容外科クリニックに務めることになるのですが、その状況は女子高の中に男の先生が1人いる感じです。そんな状況に戸惑い困惑しながら主人公がどう向き合うか? 佐藤さんには、女性を包み込むような懐の大きいお芝居を期待しています」と信頼を寄せる。
また、山本プロデューサーは今作について「20代、30代、40代…と各世代ごとの女性のリアルな悩みを“美”を切り口に描いていきます。美容外科の症例がたくさん出てくる中、ドラマを見ていただく方に『美しく生きるとは何か?』を主人公と一緒に探してもらえたらうれしいです」と企画意図を説明する。美容術がいたずらに氾濫する昨今、その本当の意味を今作で考え直したい。
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