震災から一年…小池栄子が思いを明かす

2012/03/03 23:37 配信

ドラマ

ドラマに出演する小池栄子(C)テレビ東京

テレビ東京よる3月4日(日)に放送されるドラマ「大震災から1年・ドラマ特別企画『明日をあきらめない…がれきの中の新聞社~河北新報のいちばん長い日~』」の試写会が3月2日、都内にて行われた。

本作品は'11年3月11日に発生した東日本大震災に自らも被災しながら新聞を作り続けた宮城県にある新聞社、河北新報社の記者たちの奮闘を描いたドラマ。主演の渡部篤郎が実在の人物、報道部長・武田真一氏を演じ、ナビゲーションを池上彰が務める。ほか、武田(渡部)の下で働く記者・丹野綾子氏を小池栄子が演じている。

また小池は放送を前にコメントも発表。実際に丹野氏に会って話を聞いたことを明かし、「被災地に行くことへの心境だったり、実際に悲惨な状況を目にしたときの気持ちであったりとか、戻ってきて記事にするとき、どういう状況だったのか聞かせてもらいました。台本に描かれていること以外のことをお聞きし、自分が演じる上で参考にさせていただきたいなって思いました」と役作りついて語った。さらに「新聞という媒体によって、大変な状況の中でもストップすることなく被災者の方々が一番欲していた情報が届けられていたこと。それに向かって一致団結して、いかにみなさんの日常の生活を取り戻すために一生懸命働いていたのかっていうのをまだまだ知らない方が多いと思うので、事実をオーバーにすることなく伝えていきたいと思います」と本作へ掛ける意気込みも寄せた。